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アルゼンチンで種牡馬をしていたGⅠ馬パネヒリコが死去

 2012年のGⅠデ・ラス・アメリカス(ダ1600m - 3歳以上)を優勝したアルゼンチンのパネヒリコ(Panegírico)が亡くなった。16歳だった。アルゼンチンの競馬メディア『パシオン・トゥルフィスティカ(Pasión Turfística)』が報じた。


 パネヒリコはコルドバ州にあるランケル牧場で種牡馬として供用されていた。あと1ヶ月もすれば種付けシーズンが始まるというところでの訃報だった。



 パネヒリコは父ロシアンブルー、母パナセア、その父ルフクという血統で、2007年8月6日にアルゼンチンのラ・ケブラーダ牧場で産まれた。母のパナセアは2005年のGⅢヘネラル・ビアモンテの勝ち馬である。


 2010年6月13日にデビューし、2戦目で初勝利をあげた。2011年1月から10月にかけて3連勝を達成すると、11月12日のGⅠパレルモで2着と好走した。2012年5月1日にはGⅠデ・ラス・アメリカスに出走し、見事な差し切り勝ちで勝利した。


 2013年12月9日のリステッド競走で6着を最後に現役を引退した。通算成績は23戦6勝(重賞1勝)。2015年よりコルドバ州にあるランケル牧場で種牡馬入りしたが、重賞を勝つような目立った活躍馬を出すことはできなかった。




Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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