top of page

ソーシャルメディアが2023年のバルバドス・ダービー馬に輝く

 7月1日、バルバドスのギャリソン・サヴァンナ競馬場でGⅠバルバドス・ダービー(芝2000m - 3歳カリブ産)が行なわれた。バルバドス3冠競走の最終戦であり、バルバドスのダービーにあたる。


 今年は12頭で争われた。中心は2頭の牝馬だった。


 単勝オッズ 1/1 で1番人気に支持された⑯マティルダ(Matilda)は、2冠目のGⅠミッドサマー・クレオール・クラシック(芝1800m - 3歳カリブ産)の勝ち馬である。勢いに乗って2冠達成なるか。



 ⑪レットイットビーミー(Letitbeme)は1冠目のGⅠバルバドス・ギニーズ(芝1570m - 3歳カリブ産)の勝ち馬である。2冠目のGⅠミッドサマーは1番人気に推されたが、終盤で息切れして5着に敗れた。体勢を立て直して2冠獲りに挑む。



 ③ホットステッパー(Hot Stepper)にも注目が集まった。この馬も牝馬である。2歳時にGⅠジュヴェナイル・ブリーダーズSを優勝し、バルバドスの2歳王者となった。2冠目のGⅠミッドサマーではマティルダの2着であり、大舞台での逆転を狙う。



 ⑬ノーザンレディー(Northern Lady)が軽快に飛ばしてレースを引っ張った。レットイットビーミーは2番手につけ、マティルダは3番手集団の外を追走した。


 逃げたノーザンレディーは残り1000mで早くも脱落し、代わりにレットイットビーミーがハナに立った。しかし、道中は中団後ろでじっとしていたレイ・ウィリアムズ騎乗の⑩ソーシャルメディア(Social Media)が、残り400m地点で先頭に並びかけると、直線でもそのまま伸びて勝利をおさめた。勝ちタイムは2分18秒80。


 1 1/4馬身差の2着には外から追いこんだホットステッパーが入った。1番人気のマティルダは終始外を回らされたのが辛かったか、3着を確保するのがやっとだった。レットイットビーミーは今回も息切れして8着と大敗した。



 ソーシャルメディアは父インワン、母アルシリアス、その父ハッピーメモリーズという血統の3歳牡馬。2020年4月13日にバルバドスのアンドレ・メドフォード氏が生産した。


 2023年1月2日にデビューして4着だった。その後は6着、5着、2着と続き、6月3日の5戦目で1着入線を果たした。しかし、斜行により6着降着となってしまった。


 正式に初勝利をあげたのは6月17日の6戦目である。6戦1勝という成績で今回のバルバドス・ダービーに挑み、実績馬を破って見事に2023年のバルバドス・ダービー馬に輝いた。通算成績は7戦2勝(重賞1勝)。





Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page