• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ピンパーズパラダイスが現役引退、種牡馬に


写真:Jockey Club Brasileiro https://www.jcb.com.br/home/noticias/311517/pimpers-paradise-tem-campanha-encerrada-e-segue-para-a-reproducao/

 南米最高レーティングを誇るブラジルのピンパーズパラダイス(Pimper's Paradise)が現役を引退して種牡馬になる。現地時間9月20日にブラジル・ジョッキークラブが発表した。


 ピンパーズパラダイスは父プットイットバック、母バイバイキャロライン、その父ロイヤルアカデミーという血統の6歳牡馬。母母はブラジルGⅠ馬ワンフォーザロード(Onefortheroad)で、近親には多くの活躍馬がいる。2015年8月27日にブラジルのドシ・ヴァリ牧場で産まれ、同牧場の所有となり、ヴェナンシオ・ナイード調教師に預けられた。


 2018年6月10日に競走馬としてデビューしたが、2,3歳時は目立った成績を残せなかった。だが、4歳になってGⅡアルミランチ・タマンダレー(芝2400m - 3歳以上)で重賞初制覇を飾ったことで波に乗った。GⅢエスコリアル(芝2000m - 3歳以上)では2着に6 3/4馬身差をつける完勝をおさめると、ブラジル代表馬としてアルゼンチンのサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅠラティーノアメリカーノ(芝2000m - 3歳以上)に出走し、南米各国の強豪を相手に3着と好走した。帰国してからはGⅠマチアス・マッハライン(芝2000m - 3歳以上)でGⅠ初制覇を果たし、昨年9月にはブラジル最大のGⅠ競走であるブラジル(芝2400m - 4歳以上)を優勝した。だが、今年は体調不良に苦しみ、現役最後のレースとなった8月15日のGⅠブラジルでは5着に敗れた。通算成績は13戦7勝(重賞5勝)。


 南米のレーティングは、ブラジルのピンパーズパラダイスと共に、アルゼンチンのストラテゴス(Strategos)とテターセ(Tetaze)が117で並んでいる。ストラテゴスとテターセは怪我によってすでに引退しており、今回のピンパーズパラダイスの引退によって最上位馬がいずれも表舞台から退いた。


 また、同じくドシ・ヴァリ牧場の生産・所有で2019年のGⅠマチアス・マッハラインの勝ち馬オルノワール(Or Noir)も、現役を引退して種牡馬となる。


■ GⅠマチアス・マッハライン


■ GⅠブラジル



 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.keiba-latinamerica.com/donation