• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アグネスゴールド産駒のGⅠ馬オリンピックラスパルマスが日本で繁殖牝馬に


写真:ABCPCC https://abcpcc.com.br/noticias/post/exportacoes-ganhadores-classicos-brasileiros-movimentam-mercado-em-novembro

 今年9月4日にサンパウロのシダーヂ・ジャルディン競馬場で行なわれたGⅠバラン・ヂ・ピラシカーバ(芝1600m - 3歳牝馬)を優勝したアグネスゴールド産駒のオリンピックラスパルマス(Olympic Las Palmas)が、日本で繁殖牝馬となることが分かった。ブラジル・スタッドブックが現地時間19日に報じた。売却を仲介したのはファブリシオ・ブッフォーロ氏。今後はアメリカで検疫を行ない、それから日本へ渡る。


 オリンピックラスパルマスは父アグネスゴールド、母ウラーヤ、その父ワイルドイヴェントという血統の3歳牝馬。2018年8月3日にブラジルのヘジーナ牧場で産まれた。半兄に2019年のGⅠサンパウロ(芝2400m - 3歳以上)を勝ったオリンピックハリウッド(Olympic Hollywood)、近親に南米王者に輝いたサムインティエム(Some In Tieme)がいる良血馬である。


 今年4月24日にガヴェア競馬場のダート1400mでデビューすると(4着)、2戦目で初勝利をあげた。3戦目のGⅠマルガリーダ・ポラーク・ララ(芝1600m - 2歳牝馬)ではハットトリック産駒マカダミア(Macadamia)の5着に敗れたが、前走のGⅠバラン・ヂ・ピラシカーバでそのマカダミアを1/2アタマ差しりぞけて優勝した。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。なお、マカダミアも日本に購入されたことが先日発表された。


 日本にブラジル産アグネスゴールド産駒が導入されるのは、GⅠ2勝のサイレンスイズゴールド(Silence Is Gold)以来2例目である。しかし、サイレンスイズゴールドは初仔を産んだ直後に死亡したため、現在ブラジル産アグネスゴールド産駒の繁殖牝馬は日本にいない。


 GⅠで接戦を演じたマカダミアとオリンピックラスパルマスが、ハットトリック産駒とアグネスゴールド産駒が、次なる戦いの舞台を日本に移した。日本にゆかりのある血統が母国に凱旋してどのような仔を産むのか、今から楽しみである。


■ バラン・ヂ・ピラシカーバ



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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