• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

2013年のサンパウロ3冠馬フィクサドールが死去


写真:Jockey Club de São Paulo http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=4124

 現地時間12月9日、ブラジル・スタッドブックは2013年にサンパウロ3冠を達成したフィクサドールが亡くなったことを発表した。11歳だった。先週末に疝痛を発症し、回復の兆しが見られたものの、4日に倒れているのが発見された。その前は腎臓の感染症で療養していた。


 フィクサドールは父クラフティーC.T.、母ナイン、その父ノウハイツという血統で、2010年8月21日にブラジルのヴァレンチ牧場で産まれた。2013年3月17日にシダーヂ・ジャルディン競馬場でデビューすると、2歳時にGⅠファーウェルを優勝した。3歳は8月のリステッド競走で始動してこれを勝利すると、GⅠイピランガ、GⅠジョッキークルブ・ヂ・サンパウロ、GⅠデルビー・パウリスタを制し、2001年ホシーニョ(Roxinho)以来となる史上10頭目のサンパウロ3冠を達成した。フィクサドール以来、3冠馬は現れていない。


 サンパウロ・ダービー後はアメリカに移籍し、GⅠソード・ダンサーSで5着などの成績を残したが、アメリカ行きの途中で怪我をした影響もあり、7戦して勝ち星はあげられなかった。2016年10月のレースを最後に現役を引退し、ブラジルに帰国して種牡馬となった。スタッドブックには12月10日時点で26頭の産駒が登録されている。


■ 2013年デルビー・パウリスタ