• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アグネスゴールド産駒が1日で重賞3勝


写真:Jockey Club Brasileiro https://www.jcb.com.br/home/noticias/323061/nepal-um-show-no-gp-julio-capua-g2/

 12月19日、ブラジルのガヴェア競馬場でGⅡアルミランチ・タマンダレー(芝2400m - 3歳以上)、GⅢマリアーノ・プロコピオ(芝1600m - 3歳牝馬)、GⅢフレデリーコ・ラングレン(芝1600m - 3歳)、GⅡジュリオ・カプア(芝1600m - 3歳以上)の4つの重賞競走が行なわれた。このうち3つをアグネスゴールド産駒が優勝した。


 GⅢマリアーノ・プロコピオは、クラウヂネイ・ファリアス騎乗のラルヴィエール(La Louviere)が勝利した。ブルーノ・ケイロス騎乗の1番人気ジャストライク(Just Like)が1着で入線したが、3着入線のジャスティスガール(Justice Girl)の鞍上レアンドロ・エンヒキから直線での斜行に関する異議申し立てがあり、これが認められて3着降着。2着入線のラルヴィエールの勝利で確定した。


 ラルヴィエールは父アグネスゴールド、母マイフェアレディー、その父アワーエンブレムという血統の3歳牝馬。2018年7月31日にブラジルのヒオ・ドイス・イルマノス牧場で産まれた。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。来年ガヴェア競馬場で行なわれる牝馬3冠競走の1冠目GⅠエンヒキ・ポソーロ(芝1600m - 3歳牝馬)に向けて勢いづいた。


■ GⅢマリアーノ・プロコピオ



 GⅢフレデリーコ・ラングレンは、ウィルクリー・シャヴィエル騎乗のオンライン(Online)が3番手から抜け出して優勝した。今年4月10日の2歳GⅢを勝利して素質を高く評価されたが、その後のGⅠ競走などでは惨敗が続いた。前走の特別競走でも勝ち馬から8馬身差の4着と不振にあえいでいたが、人気を落とした今回、GⅠ馬キープコジェール(Keep Koller)を下して8ヶ月ぶりの勝利を手に入れた。


 オンラインは父アグネスゴールド、母ケブラヂブラーコ、その父ワイルドイヴェントという血統の3歳牡馬。2018年8月23日にブラジルのエテルナメンチ・ヒオ牧場で産まれた。近親にはブラジル3冠馬バルアバリ(Bal A Bali)がいる。通算成績は8戦3勝(重賞2勝)。


■GⅢフレデリーコ・ラングレン


 GⅡジュリオ・カプアでは、ヴェスレイ・カルドーゾ騎乗の1番人気ネパール(Nepal)が4 1/2馬身差の快勝をおさめた。道中は中団で脚を溜め、直線で外に持ち出されると前をあっという間に追い抜いた。2歳時にGⅡを勝利して期待されたが、昨シーズンは4戦して勝ち星をあげることができなかった。4歳になってから完全復調し、これで4連勝、重賞連勝となった。


 ネパールは父アグネスゴールド、母ウィナーフレンド、その父ブロークンヴァウという血統の4歳牡馬。2017年9月20日にブラジルのフィゲイラ・ド・ラゴ牧場で産まれた。通算成績は11戦6勝(重賞3勝)。来年のマイルGⅠには有力馬の1頭として臨むことになり、引き続き注目していきたい。


■ GⅡジュリオ・カプア



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