• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アグネスゴールド、ブラジル生産界が手に入れた「黄金」

この記事は2022年3月25日にブラジル・ジョッキークラブが掲載した"Agnes Gold, uma aquisição de ouro da criação nacional"を翻訳・一部改編したものになります。

 

 ブラジル・ジョッキークラブは2021年9月に亡くなったアグネスゴールドを、ブラジル競馬に数多くの素晴らしい産駒を送り出したこの種牡馬の栄誉を称え、史上初めて『アグネスゴールド特別』を開催する。


 アグネスゴールド特別は3歳以上牝馬による芝1400mで争われ、今週ガヴェア競馬場で行なわれる開催のメインレースとなる。10頭が出走を予定しており、クリムゾンゴールド(Crimson Gold)とツュルス(Zurs)がアグネスゴールドの仔である。


 アグネスゴールドはサンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場に購入され、2008年にブラジルの地を踏んだ。その後、ステファン・フリボルグ氏が運営するエストレーラ・エネルジーア牧場で種牡馬入りした。2015年3月にフリボルグ氏が亡くなってエストレーラ・エネルジーア牧場が解散すると、生産者連合がアグネスゴールドを購入した。ヒオ・グランヂ・ド・スル州にあるバジェー(※ブラジルの馬産地)に移ってから、種牡馬アグネスゴールドは爆発した。印象に残る結果をいくつも残し、ブラジル競馬界の名馬リストに加わった。


 ブラジル・スタッドブックによると、アグネスゴールドの産駒は11世代508頭登録されており、そのうち293頭が出走した。勝ち上がったのは227頭である。これは素晴らしい数字である。


 アグネスゴールドはGⅠ馬だけでなく、GⅡベント・ゴンサルヴェスを3勝したイルストリセナドール(Ilustre Senador)、GⅡオズワルド・アラーニャ、GⅡオンジ・ヂ・ジューリョ、GⅡマルシアーノ・ヂ・アギアール・モレイラを優勝したザシスター(The Sister)といった名馬も輩出した。また、アルゼンチンGⅠグラン・クリテリウムとエストレージャス・ジュヴェナイル、アメリカGⅠシャドウェル・ターフ・マイルを優勝したイバール(Ivar)、同じくアメリカGⅠキーンランド・ターフ・マイルを優勝したインラヴ(In Love)が外国で成功した。


 以下、ブラジルGⅠを勝利した全アグネスゴールド産駒を記す。最後の2頭は、つい先日ガヴェア競馬場3冠競走の2戦目を制した馬である。

  • Antonella Baby

  • Abidjan

  • Energia Fribby

  • Silence Is Gold

  • Hevea

  • Olympic Jhonsnow

  • Mais Que Bonita

  • Abu Dhabi

  • Olympic Kremlin

  • Janelle Monae

  • Culo E Camicia

  • Orfeu Negro

  • Olympic Las Palmas

  • Online

  • Look Of Love


Jockey Club Brasileiro / Fernando Lopes




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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