• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

プレードイグアスがGⅠジュリアーノ・マルチンスを勝ち、サンパウロGⅠデー初日はイグアス祭りに


写真:JOCKEY CLUB DE SÃO PAULO http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=8671

 5月13日にサンパウロのシダーヂ・ジャルディン競馬場で行なわれたGⅠジュリアーノ・マルチンス(芝1500m - 2歳)は、ブルーノ・ケイロス騎乗の5番人気⑥プレードイグアス(Play Do Iguassu)が勝利した。スタートで挟まれて後方からの競馬を強いられたが、直線で最内から抜け出すと、軽快に逃げていたヴァルヂネイ・ジル騎乗の圧倒的1番人気③ペレードイグアス(Pelé D Iguassu)をゴール寸前で差し切った。良馬場の勝ちタイムは1分28秒12。3着には外から追い込んだ④グアンゲル(Guanguer)が入った。


 プレードイグアスは父フィクサードル、母アクラーナ、その父ホマリンという血統の2歳牡馬。2019年8月15日にブラジルのヒオ・イグアス牧場で産まれた。


 2022年3月4日にクリチーバにあるタルマン競馬場でデビューすると、2戦連続で3着となり、3戦目で初勝利をあげた。今回が重賞初挑戦、しかもサンパウロ初出走だったため人気はあまりなかったが、鞍上の好判断もあって見事に勝利をおさめた。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。


 プレードイグアスの父フィクサードル(Fixador)は2013年にサンパウロ3冠を達成し、2017年より種牡馬入りした。しかし、腎臓の感染症で療養を余儀なくされた影響もあり、2018年5頭、2019年11頭、2020年6頭、2021年6頭と種付け機会に恵まれず、2021年12月に疝痛のため11歳で亡くなった。限られた産駒から重賞馬を、それもGⅠ馬を輩出した。


 GⅠジュリアーノ・マルチンス、GⅠジョアン・セシーリオ・フェハスと、この日行なわれた2つのGⅠはヒオ・イグアス牧場の生産・所有馬、アントニオ・オルドーニ調教師の管理馬によるワンツー決着となった。13,14,15日と開かれるサンパウロGⅠデーはイグアス祭りで幕を開けたが、14日に行なわれる2つのGⅠでもこの勢いが続くだろうか。




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