• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

オリアーナドイグアスが無傷の5連勝でブラジル短距離路線を制圧


写真:JOCKEY CLUB DE SÃO PAULO http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=8673

 5月14日、サンパウロにあるシダーヂ・ジャルディン競馬場でGⅠABCPCC(芝直1000m - 2歳以上)が行なわれた。ブラジルではガヴェア競馬場でもGⅠマジョール・ズッコーという1000mのGⅠが行なわれるが、直線での開催はこのABCPCCだけである。


 レースは、ヴァルヂネイ・ジル騎乗の3歳牝馬③オリアーナドイグアス(Oriana Do Iguassu)が好スタートを決めてハナを切ると、終盤でも脚色はまったく衰えず、後続に4 3/4馬身差をつける快勝をおさめた。単勝オッズ1.40倍という圧倒的1番人気に応えた。良馬場の勝ちタイム53秒687は、従来レコードを0.154秒上回るレースレコードとのことである。2着には2番人気の④ヴォーヂイカロ(Vôo De Icaro)が入り、3着は⑤ビッグエンジェル(Big Angel)だった。


 オリアーナドイグアスは父タイガーハート、母フライングトリップ、その父トリッピという血統の3歳牝馬。2018年8月2日にブラジルのヒオ・イグアス牧場で産まれた。


 2021年11月26日にタルマン競馬場で迎えたデビュー戦を17 3/4馬身差という大差で勝利すると、2戦目も3 1/2馬身差で快勝した。サンパウロ初出走となった3戦目の特別競走も6 3/4馬身でクリアし、前走のGⅢを3/4馬身差で勝利して重賞初制覇をおさめた。通算成績は5戦5勝(重賞2勝)。ブラジル短距離界に新星が現れた。


 生産・所有者であるヒオ・イグアス牧場と、オリアーナドイグアスを管理するアントニオ・オルドーニ調教師は、13日の2歳GⅠ連勝に加えて、今回の勝利でサンパウロGⅠデー3連勝となった。陣営は15日に行なわれるGⅠサンパウロ(芝2400m - 3歳以上)でもオリビアドイグアス(Olivia Do Iguassu)を用意しており、3日連続のGⅠ勝利が期待される。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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