• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

鬼門のリオデジャネイロをついに突破、ビエンスレーニョがGⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカの激戦を制す


ビエンスレーニョ(Bien Sueño)
写真:Jockey Club Brasileiro https://www.jcb.com.br/home/noticias/347143/em-chegada-eletrizante-bien-sureno-vence-o-gp-presidente-da-republica-haras-santa-rita-da-serra-g1/

 6月26日、ブラジルのガヴェア競馬場でGⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカ(芝1600m - 3歳以上)が行なわれた。このレースはブラジルのマイル王決定戦となっている。


 25日から26日にかけて開かれる5つのGⅠ競走の中で、17頭立てとなったこのレースがもっとも難解だった。1番人気には、今年に入って無傷の3連勝、前哨戦のGⅢプレジデンチ・バルガス(芝1600m - 3歳以上)を4馬身差で逃げ切った⑭ジェットクラス(Jet Class)が支持された。重賞を勝ってここに挑んできたアグネスゴールド産駒の3歳牝馬⑯ラルヴィエール(La Louviere)が2番人気、サンパウロで行なわれたGⅡプレジデンチ・ダ・ヘプブリカ(芝1600m - 3歳以上)の勝ち馬である⑫ビエンスレーニョ(Bien Sureño)が3番人気となり、この3頭が単勝オッズ1桁台だった。


 ゴール前は混戦を証明するような大激戦となった。⑮カリビアン(Caribean)、⑰セヴン(Seven)、⑬ジェロメル(Jeromel)による3頭の叩き合いに、道中は中団のラチ沿いで脚を溜めていたフェルナンド・ラホーキ騎乗のビエンスレーニョが外から襲いかかり、2着となったアグネスゴールド産駒の11番人気カリビアンをアタマ差とらえて優勝した。稍重の勝ちタイムは1分38秒08。3着はセヴンだった。1番人気のジェットクラスは12着、2番人気のラルヴィエールは15着と大敗した。


 ビエンスレーニョは父ファーストアメリカン、母ノタヴェルスレーニャ、その父レダットーレという血統の5歳牡馬。2016年9月18日にブラジルのオールド・フレンズ牧場で産まれた。全兄にはGⅢを勝ったアヴィアンスレーニョ(Avião Sureña)がいる。


 2019年3月30日のデビュー戦を勝利し、2,3歳時からGⅠ戦線で活躍した。残念ながら白星をあげることはできず、距離が伸びるにつれて着順を落としたことから、2021年以降はマイルにしか出走していない。昨年11月13日のGⅡで重賞初勝利をあげてから、6連勝でブラジルのマイル王に輝いた。ガヴェア競馬場は3戦して未勝利だったが、4戦目の今回でとうとう初勝利をあげた。通算成績は21戦11勝(重賞5勝)。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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