• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

GⅠエンヒキ・ヂ・トレード・ララはエヴィデンシアスが勝利


エヴィデンシアス(Evidências)
写真:Jockey Club de São Paulo http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=8938


 10月8日、ブラジルのサンパウロにあるシダーヂ・ジャルヂン競馬場でGⅠエンヒキ・ヂ・トレード・ララ(芝1800m - 3歳牝馬)が行なわれた。このレースはサンパウロ牝馬4冠競走の2戦目にあたる。


 1冠目のGⅠバラン・ヂ・ピラシカーバを4 3/4馬身差で快勝した⑫エンポデラーダ(Empoderada)が2.20倍で抜けた1番人気に支持された。前走の特別競走を快勝した⑦エヴィデンシアス(Evidências)が2番人気、エンポデラーダの僚馬で1冠目の2着馬④エスヂヴェルチーダ(És Divertida)が3番人気に推された。


 大外枠からポンと出たエンポデラーダがハナを切り、2番手には①クアルキエ(Qual Que E)が続いた。800m地点でクアルキエがハナを奪うと、馬群は先頭からおしまいまで7,8馬身と固まった。直線に入ると横一線となった。エンポデラーダが先頭に立ち、中団の内にいたエスヂヴェルチーダが内から抜け出した。しかし、道中は後方に控えていたフェルナンド・ラホーキ騎乗のエヴィデンシアスが外からものすごい勢いで伸び、前をまとめて飲み込んだ。良馬場の勝ちタイムは1分48秒95。1 1/4馬身差の2着にはエスヂヴェルチーダが入り、3着争いは⑤ジョリーアップ(Jolie-Up)がエンポデラーダに競り勝った。



 エヴィデンシアスは父ドロッセルマイヤー、母フィジーマンボ、その父キングマンボという血統の3歳牝馬。2019年7月11日にブラジルのオールド・フレンズ牧場で産まれた。2着のエスヂヴェルチーダもオールド・フレンズ牧場の生産馬であり、同生産者のワンツー決着となった。


 2022年3月19日にデビューし、2戦目で初勝利をあげた。5月の2歳GⅠジョアン・セシーリオ・フェハスではプンタドイグアス(Punta Do Iguassu)の4着に敗れた。3歳初戦となった7月2日の特別競走で2着になると、前走の特別競走コリーナ・ヴェルヂを2 3/4馬身差で勝利。勢いそのままに今回のGⅠ制覇となった。通算成績は6戦3勝(重賞1勝)。


 ドロッセルマイヤー産駒が1着、2着、4着を占めた。GⅠジョッキークルブ・ヂ・サンパウロもドロッセルマイヤー産駒のパヴァン(Pavão)が優勝しており、ドロッセルマイヤーが開催を彩った。また、フェルナンド・ラホーキ騎手はこの日行なわれた6重賞のうち4つを優勝。ラホーキ・デーともなった。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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