• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アグネスゴールド産駒の2歳王者ロンドンムーン、GⅠリンネオ・ヂ・パウラ・マシャードで2勝目をあげる


ロンドンムーン(London Moon)
写真:Jockey Club Brasileiro https://www.jcb.com.br/home/noticias/363222/gp-linneo-de-paula-machado-haras-figueira-do-lago-g1-a-vitoria-de-um-craque-de-nome-london-moon/


 10月12日、ブラジルのガヴェア競馬場でGⅠリンネオ・ヂ・パウラ・マシャード(芝2000m - 3歳)が行なわれた。


 2021/22シーズンのブラジル最優秀2歳牡馬⑤ロンドンムーン(London Moon)が圧倒的な1強として君臨した。前走のGⅠでは1着入線を果たすも直線での斜行により2着降着となったが、5戦して1着入線を外したことはない。相手はほぼ1勝馬の格下で、ここは絶対に落とせない。主戦のレアンドロ・エンヒキ騎手が落馬負傷により、今回はマルセロ・ゴンサルヴィス騎手が初めて手綱を握る。


 大外枠から5番人気の⑧クアンティファイ(Quantify)が逃げ、ロンドンムーンは絶好の2番手につけた。直線ではクアンティファイが思ったよりも粘ったが、ロンドンムーンが直線の半ばでとらえて勝利した。重馬場の勝ちタイムは2分2秒22。着差こそ3/4馬身差だったが、着差以上の完勝だった。さらに4馬身差の3着には最後方から追い込んだハットトリック産駒のレスチ(Leste)が入った。


 ブラジル・ジョッキークラブはロンドンムーンにファンタスティックという形容詞をつけると共に、「1000m、1500m、1600mでライバルを蹴散らし、そして今回は2000mで素質の高さと大きなパワーを示した。時は流れていく。しかし、ロンドンムーンは永遠に我々の記憶と歴史に残る素晴らしい馬になるだろう」と絶賛した。



 ロンドンムーンは父アグネスゴールド、母ビューティーハーラン、その父ハーランズホリデーという血統の3歳牡馬。2019年10月3日にブラジルのアンデルソン牧場で産まれた。


 2022年2月12日にデビューすると、無傷の4連勝でGⅠジョッキークルブ・ブラジレイロを制し、2021/22シーズンのブラジル最優秀2歳牡馬に選出された。前走のGⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラードでは1着入線も、直線での斜行によって2着降着となった。鞍上変更も距離延長も難なく克服し、GⅠ2勝目をあげた。通算成績は6戦5勝(重賞3勝)。




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