• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

リミテッドエディションがハナ差の大接戦を制してサンパウロ3歳女王となる


リミテッドエディション(Limited Edition)
写真:Jockey Club de São Paulo / Porfirio Menezes http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=8996


 11月12日、ブラジルのサンパウロにあるシダーヂ・ジャルヂン競馬場でGⅠヂアナ(芝2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。サンパウロ地区のオークスにあたり、サンパウロ牝馬4冠競走の3戦目になっている。


 今年は9頭で争われた。1冠目のGⅠイピランガを勝った⑥エンポデラーダ(Empoderada)、2冠目のGⅠエンヒキ・ヂ・トレード・ララを勝った⑨エヴィエンシアス(Evidências)、その両方とも2着だった⑦エスディベルティーダ(És Divertida)の3強が順当に出走した。これらドロッセルマイヤー産駒の3頭を追うのが、前哨戦のGⅡを勝った③リミテッドエディション(Limited Edition)である。


 ⑧ケンエキナンゴスト(Quemeque Não Gosta)が好スタートを切ってそのままハナに行った。馬群は比較的密集し、2番手にエスディベルティーダ、中団のやや後ろにエンポデラーダと続き、エヴィエンシアスは後方2番手からの競馬となった。直線に入るとエスディベルティーダが優勢に見えたが、道中はラチ沿いの3番手で脚を溜めていたエンデルソン・フェルナンヂス騎乗のリミテッドエディションが内から抜け出して先頭に立った。ゴール前は外から猛然と追い込んできた②ケンローヴァ(Kenlova)と大接戦になり、これをリミテッドエディションがハナ差しのいで勝利した。良馬場の勝ちタイムは2分1秒17。3着には①ロージーレッド(Rosie Redd)が入り、上位人気3頭は沈んだ。



 リミテッドエディションは父アドリアーノ、母ケクラセ、その父バーンスタインという血統の3歳牝馬。2019年7月12日にブラジルのサンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場で産まれた。叔父にはアルゼンチンで重賞13勝をあげたケフェリシダー(Que Felicidad)や、アルゼンチンGⅠ2勝のケビダブエナ(Que Vida Buena)がいる。


 2022年5月14日にデビューしたが2歳時は勝利をあげられず、3歳初戦となった3戦目で勝ち上がった。前哨戦となった前走のGⅡホシャ・ファリアで重賞初勝利をおさめると、勢いに乗ってサンパウロ・オークスに輝いた。通算成績は6戦3勝(重賞2勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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