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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ハットトリック産駒ラプターズがGⅢフェデリーコ・ラングレンで圧倒的1番人気に応える


ラプターズ(Raptor's)
写真:Jockey Club Brasileiro https://jcb.com.br/home/noticias/370390/no-caminho-do-gp-estado-do-rj-g1-raptors-supera-ushuaia-ibiza-no-frederico-lundgren/


 12月6日、ブラジルのガヴェア競馬場でGⅢフェデリーコ・ラングレン(芝1600m - 3歳)が行なわれた。このレースは来年2月に同条件で開催される3冠競走初戦のGⅠエスタード・ド・ヒオ・ヂ・ジャネイロ(ブラジル2000ギニー)のステップレースである。


 6頭で争われるはずだったが、本命視されていたロードノルマンド(Nord Normando)が調教中の負傷で取り消したため5頭立てとなった。前走のリステッド競走でそのロードノルマンドの2着だった⑥ラプターズ(Raptor's)が1.2倍で圧倒的な1番人気に推された。


 ④ノブソウル(Nobu Soul)が押していってハナを切った。2番手には①ウシュアイアイビーザ(Ushuaia Ibiza)がつけ、ラプターズは後方からの競馬となった。馬群はほぼ一塊で進んだ。


 ウァルドミーロ・ブランヂ騎乗のラプターズは直線の手前から徐々に進出を開始すると、先に抜け出したウシュアイアイビーザとの叩き合いを制して勝利した。重馬場の勝ちタイムは1分37秒08。


 アタマ差の2着はウシュアイアイビーザで、さらに5馬身離れた3着が最低人気の③ロイヤルティー(Loyalty)だった。ルイス・エステヴィス調教師の管理馬によるワンツー決着となった。



ラプターズは父ハットトリック、母ユーロトリップ、その父ワイルドイヴェントという血統の3歳牡馬。2019年9月8日にブラジルのモーホ牧場で産まれた。


 2022年2月19日にデビューし、6月26日の2戦目で初勝利をあげた。およそ4ヶ月ぶりの出走となった前走のリステッド競走ではロードノルマンドの2着に敗れた。そのロードノルマンドの回避を活かし、見事に重賞初制覇を飾った。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。


 なお、同馬を管理するルイス・エステヴィス調教師はフェデリーコ・ラングレン5連覇となった。2018年はレヴィアタン(Leviatan)で、2019年はロイヤルシップ(Royal Ship)で、2020年はオーベリン(Oberyn)で、2021年はオンライン(Online)でこのレースを勝利している。


 3冠初戦となるGⅠエスタード・ド・ヒオ・ヂ・ジャネイロは来年2月17日に開催予定である。この世代はロンドンムーン(London Moon)というアグネスゴールド産駒の絶対王者がおり、逆転するにはもう1,2段ギアを上げる必要がある。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

HP : https://www.keiba-latinamerica.com/

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