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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ブラジルの大種牡馬パイオニアリングが老衰のため30歳で死去

 ブラジル生産界に多大なる貢献をした大種牡馬パイオニアリング(Pioneering)が、1月11日に繋養先のジラソイス牧場で老衰のため亡くなった。30歳という大往生だった。ブラジル・スタッドブックが報じた。


 ミスタープロスペクター産駒のパイオニアリングは、1993年6月3日にストームキャットの半弟としてアメリカで産まれた。1995年9月23日に競走馬としてデビューし、通算成績は6戦2勝だった。


 1996年にアメリカのオーヴァーブルック・ファームで種牡馬入り。2000年のGⅡソレントSを制したギヴプレイズ(Give Praise)や、2006年にGⅠサンタ・モニカHを優勝したビヘイヴィングバッドリー(Behaving Badly)などを輩出した。


 2009年にブラジルの生産者に購入され、ブラジルで種牡馬生活を送ることになった。最初はヒオ・グランヂ・ド・スル州で、その後はパラナー州で供用された。



 日本時間2023年1月12日更新時点のブラジル・スタッドブックによると、これまで11世代284頭が出走し、205頭が勝ち上がった。2013年にGⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラドを制したファリアー(Farrier)、2014年にGⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカを制したメウチャック(Meu Chuck)、2014年にジョッキークルブ・ヂ・サンパウロを制したエンペラーキャット(Emperor Cat)、2021年にGⅠヂアナを制したオリンダドイグアス(Olinda Do Iguassu)と、GⅠ馬は4頭いる。


 GⅠ馬の中で、オリンダドイグアスが日本で繁殖牝馬となった。2022年4月に下河辺牧場が同馬を購入したことが発表された。


 ブラジルで産まれたパイオニアリング産駒はウルグアイでも活躍した。代表馬がハイーニャピオネイラ(Rainha Pioneira)である。通算成績は45戦27勝、マローニャス競馬場25勝という新記録を樹立した短距離女王である。また、リーガルニックス(Regal Nix)は2015年のウルグアイ1000ギニーGⅠポージャ・デ・ポトランカスを勝利した。


■ オリンダドイグアスが勝ったGⅠヂアナ(サンパウロ・オークス)



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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