top of page
  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

GⅠブラジルがBC優先出走権から除外の警告を受ける

 ブラジル・スタッドブックは1月20日、ブリーダーズカップの主催者からGⅠブラジル(芝2400m - 3歳以上)が "Win And You're In" の対象レースから除外されるという警告を受けたことを明らかにした。現在、ブラジル最大の競走であるGⅠブラジルの勝ち馬にはBCターフの優先出走権が与えられている。


 ブラジル・スタッドブックによると、ブラジルの生産者や種付けの権利者がブリーダーズカップの種牡馬登録に対して消極的であることが除外警告の理由だという。ブリーダーズカップは登録された種牡馬の産駒には登録料はかからないが、登録外の種牡馬の産駒には多額の登録料がかかる仕組みになっている。


「種牡馬登録が "Win And You're In" という出走権だけに関係しているわけではないことを、多くのブラジル人生産者が理解していない。登録された種牡馬の産駒はBC開催のどのレースにも出走できるようになる。また、外国調教馬の場合は4万ドルの手当てを受け取ることもできる」と、ブラジルの種牡馬登録の窓口を担当しているジョン・フルトン氏は苦言を呈した。



 ブラジルのBC種牡馬登録が他の南米諸国と比べてどれほど少ないかは、たとえば2019年の種付けシーズンに登録された頭数を見れば分かる。アルゼンチン種牡馬が22頭、チリ種牡馬が23頭、ペルー種牡馬が8頭、ウルグアイ種牡馬が5頭に対し、ブラジル種牡馬はアグネスゴールドとドロッセルマイヤーの2頭しかいなかった。


 2022年はGⅠブラジルを勝ったノーティラス(Nautilus)がアメリカに移籍してBCターフに出走した。優先出走権は現在進行形で活用されているだけに、"Win And You're In" から除外されるのはブラジル競馬にとって大きな痛手になるだろう。フルトン氏は生産者に対して登録を呼びかけている。


内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

bottom of page