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アグネスゴールド産駒の良血馬ドウトールスレーニョが重賞初制覇


ドウトールスレーニョ(Doutor Sureño)
写真:Jockey Club de São Paulo / Marilia Lemos http://www.jockeysp.com.br/corridas/news_mostra.asp?id=10125

 2月4日にサンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれたGⅢリンネオ・ヂ・パウラ・マシャード(芝2000m - 3歳以上)は、マルコス・ヒベイロ騎乗の1番人気⑤ドウトールスレーニョ(Doutor Sureño)が、2番手追走から直線抜け出して4 1/4馬身差の完勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは2分1秒75。


 2着には3番人気の②ジェストノブリ(Gesto Nobre)が入り、3着は①ハイオルクス(Raiolux)だった。上位人気馬での順当な決着となった。



 ドウトールスレーニョは父アグネスゴールド、母ノタヴェルスレーニャ、その父レダットーレという血統の4歳牡馬。2018年9月19日にブラジルのオールド・フレンズ牧場で産まれた。


 ブラジルきっての良血馬である。半兄アヴィアンスレーニョ(Avião Sureño)はGⅢ馬で、2019年のGⅠサンパウロで2着という実績がある。半兄ビエンスレーニョ(Bien Sureño)は、GⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカを含む7連勝・重賞出走機会6連勝で2021/22シーズンのブラジル最優秀マイラーに選出された。


 2021年12月26日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。マイラーの兄とは違って2000mから2400mを主戦場とし、昨年は3連勝でリステッド競走を優勝。重賞でも3戦して2,2,3着と好走した。今回の勝利が重賞初制覇となった。通算成績は13戦5勝(重賞1勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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