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ハットトリック産駒のフィガロが高額賞金2歳戦を優勝、ジーコ氏からトロフィーを授与される


表彰式でのジョアン・モレイラ騎手とジーコ氏

 3月12日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場で、第2回コパ・プレコシダーヂ・イ・ヴェロシダーヂ・ABCPCC(芝1000m - 2歳)が行なわれた。


 高額賞金を誇る2歳戦である。同日に行なわれた牡馬のGⅠ競走の総賞金が6万7320レアル、オークスの総賞金が10万980レアルなのに対し、このレースは49万9763レアルと、およそ5倍もの差がある。また、1着賞金だけでも22万2711レアルとGⅠの総賞金を上回る。


 昨年の第1回はサンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場で開催され、アグネスゴールド産駒のロンドンムーン(London Moon)が勝利した。ロンドンムーンはその後最優秀2歳牡馬に選出されたように、出世レースとしても注目である。


 15頭立ての予定だったが、⑩ダーリェチロレーザ(Da-lhe Tiroleza)が取り消して14頭で争われた。④マイインモータル(My Inmortal)と⑮カタールドイグアス(Qatar Do Iguassu)がスタートから飛ばしてハナを切った。直線では各馬横いっぱいに広がっての追い比べとなり、ジョアン・モレイラ騎乗の⑧フィガロ(Fígaro)が馬場の真ん中から力強い末脚で前の馬たちを飲みこんだ。重馬場の勝ちタイムは55秒55。



 フィガロは父ハットトリック、母アリヴェデルチ、その父プットイットバックという血統の2歳牡馬。2020年7月5日にブラジルのオールド・フレンズ牧場で産まれた。


 2023年2月11日にシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれたABCPCC予選でデビューし、3着に入ってこのレースへの出走権を獲得した。ハットトリック産駒らしい末脚を発揮し、見事に高額賞金をゲットした。なお、2着にもハットトリック産駒の⑦キラーチドイグアス(Quilate Do Iguassu)が入り、ハットトリック産駒のワンツー決着だった。


 鞍上のジョアン・モレイラ騎手はこの日の開催で1日5勝と大暴れした。表彰式ではプレゼンターを務めた元サッカー日本代表監督のジーコ氏からトロフィーを受け取り、一緒に写真を撮った。モレイラ騎手、ジーコ監督、そしてハットトリック産駒と、日本に馴染みのある名前が並んだ1戦となった。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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