• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

南米王者オコナーがアメリカ移籍、サウジカップ出走へ

 5月17日の『エル・トゥルフ(El Turf)』の報道によると、4月2日にチリのチレ競馬場で行なわれたGⅠラティーノアメリカーノ(ダ2000m - 3歳以上)を7馬身差で快勝したオコナー(O'Connor)が、アメリカに移籍することが決まった。5月23日にフロリダに向けて出国し、サフィー・A・ジョゼフ・ジュニア調教師の管理馬となる。


 4月30日のGⅠイポドロモ・チレ(ダ2200m - 3歳以上)の前後には、サウジアラビアの馬主との売却交渉が進められていた。しかし交渉はまとまらず、現馬主であるイルランデス所有のままアメリカで競走生活を続ける。すでに来年のサウジカップの招待を受け取っており、アメリカでの競走成績を見ながらではあるが、陣営は出走を前向きに検討している。


「売却の話があったがまとまらなかった。チリに南米選手権優勝をもたらしてくれたことは非常に嬉しい。また、次に走らせるべき番組がしばらくチリでは見当たらないので、今回の移籍にも満足している。私が管理した馬の中でも最高の1頭であるのは間違いない。オコナーはサウジカップの招待を受けており、出走する計画を立てている。アメリカで良い走りをして、そのあとサウジカップに遠征できることを願っている」と、カルロス・ウルビーナ調教師は述べた。


 オコナーは父ボボマン、母トレンテデアグア、その父タッチゴールドという血統の4歳牡馬。2017年8月31日にチリのカリオカ牧場で産まれた。3代母のサクラメンターダ(Sacramentada)はGⅠイポドロモ・チレとGⅠアラス・デ・チレを優勝した名牝である。


 2020年11月7日のデビューから連勝をおさめると、2021年のGⅠエル・デルビー(チリ・ダービー)に出走して5着だった。その後はダート戦のみを使われ、重賞4勝をあげる活躍を見せた。4月2日のGⅠラティーノアメリカーノに地元チリ代表として出走すると、これを7 1/4馬身差で勝利してGⅠ初制覇を成し遂げた。国内最終戦となった前走のGⅠイポドロモ・チレでは、ペルー調教馬スーペルコリント(Súper Corinto)の2着だった。通算成績は18戦9勝(重賞5勝)。これまで一度も掲示板を外していない。


■ GⅠラティーノアメリカーノ



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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