• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

快進撃を続ける隻眼馬ジョークシシが13馬身差でGⅡを勝利


写真:Hipódromo Chile https://hipodromo.cl/hipodromochile/noticias-ver?id_articulo=1202741

 5月28日にチリのチレ競馬場で行なわれたGⅡサルバドール・エッス・リベーロス(ダ1500m - 2歳牝馬)は、ホルヘ・ゴンサーレス騎乗の圧倒的1番人気①ジョークシシ(Joke Sisi)が、スタートから楽にハナを奪うと、直線でも脚色はまったく衰えることなく、2着③ベルベリスカ(Berberisca)に13 1/4馬身差もの大差をつける圧勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分30秒91。


「本当に信じられない牝馬である。すべてのレースを問題なく勝利しており、結果には満足している。この馬は出産直後の事故で片目の視力を失った。小さい頃から見ているが、いつも良い馬だったし、隻眼だから特別な愛情を持って接してきた。この勝利はチーム全員のおかげである」と、生産者のフアン・イグナシオ・ウルタード氏はレース後のインタビューで述べた。


 ジョークシシは父プラクティカルジョーク、母ラッキーシシ、その父ルッキンアットラッキーという血統の2歳牝馬。2019年9月1日にチリのタオミーナ牧場で産まれた。父のプラクティカルジョークは2019年産馬がチリでの初年度産駒になる。3代母のコッサノーヴァ(Kossanova)は4頭のGⅠ馬を輩出した名繁殖牝馬である。


 今回の勝利でデビューから無傷の4連勝となった。デビュー戦は15 3/4馬身、2戦目のGⅢセレクシオン・デ・ポトランカスは4馬身、3戦目のリステッド競走は7馬身、そして今回は13 1/4馬身、4戦でつけた着差の合計は40馬身と、チリの2歳ダート路線で圧倒的な強さを見せつけている。


 次走は6月18日にチレ競馬場で行なわれるGⅠタンテオ・デ・ポトランカス(ダ1500m - 2歳牝馬)になりそうだ。ここには同じくプラクティカルジョーク産駒の素質馬プラクティカキャット(Práctica Cat)も出走を予定しており、直接対決が今から楽しみである。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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