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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

シーキングザダイヤ産駒のクラッケンがGⅢを勝利、いざダービーへ


クラッケン(Krakken)
写真:Valparaiso Sporting https://www.sporting.cl/sporting/solido-triunfo-de-krakken


 12月7日、チリのバルパライソ競馬場でGⅢアルフレード・L.S.・ジャクソン(芝1900m - 3歳)が行なわれた。このレースは来年2月5日に行なわれるGⅠエル・デルビー(チリ・ダービー)に向けたステップレースとなっている。


 ラファエル・システルナス騎乗の1番人気⑦クラッケン(Krakken)が勝利した。道中は4番手の内で脚を溜めると、直線では内から楽に抜け出した。良馬場の勝ちタイムは1分54秒29。


 1 1/4馬身差の2着には追い込んだ3番人気の⑫イグゾースティング(Exhausting)が入った。さらに1 1/4馬身差の3着は人気薄の⑥ゲルマニクス(Germanicus)だった。


 なお、1000m付近で⑯エルリンゲ(El Lingue)に騎乗していたホルヘ・スニィガ騎手が落馬、競走中止となった。スニィガ騎手は左手脱臼という大怪我を負ったとのことである。


「逃げ馬を見ながらとても快適に道中を過ごせた。直線ではポジション的にどこからでも末脚を伸ばすことができ、楽に勝つことができた」と、ラファエル・システルナス騎手は振り返った。



 クラッケンは父シーキングザダイヤ、母カラスカ、その父ルッキンアットラッキーという血統の3歳牡馬。2019年8月16日にチリのドン・アルベルト牧場で産まれた。3代母にコッサノーヴァ(Kossanova)を持つ良血馬である。


 2022年4月11日にデビューし、5戦目で初勝利をあげた。3歳GⅠ路線に駒を進めたが、GⅠナシオナル・リカルド・リオンでは勝ち馬から20馬身差の9着、前走のGⅠエル・エンサージョでも6着(※勝ち馬がドーピング違反のため失格となる見込み。そのため5着繰り上がりが濃厚)に敗れた。


 これまでの8戦はすべてサンティアゴ競馬場での出走で、バルパライソ競馬場は今回が初めてだった。強い内容の競馬で重賞初制覇をおさめ、ダービーへの出走権を獲得した。通算成績は9戦3勝(重賞1勝)。


 今後についてクラッケンを管理するフアン・カビエレス調教師は「ダービーに向けて良い準備をしたい。ダービーに直行するか、1月のGⅡコパ・ジャクソンを挟むかはこれから決める」と述べた。シーキングザダイヤ産駒がダービーを勝てば、2016年に勝ったリオアジペン(Río Allipén)以来2勝目となる。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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