
木下 昂也(Koya Kinoshita)
GⅠグラン・クリテリウムの勝ち馬ムバニクがアメリカに移籍

写真:Hipódromo Chile https://hipodromo.cl/hipodromochile/noticias-ver?id_articulo=1225823
GⅠグラン・クリテリウム(ダ1900m - 3歳)で逃げ切り勝ちをおさめたムバニク(Mbagnick)がアメリカに移籍する。チリの複数の競馬メディアが報道した。
「現馬主であるパオーラの所有のままアメリカに移籍する。アメリカに行くのが馬にとって最善だという結論に至った。アマドール・サンチェス調教師の管理馬となり、カリフォルニアで走ることになるだろう。怪物的な馬とは言えないが、非常に良い馬であるのは間違いない。1600mから1800mの距離で活躍してくれると思う。チリでの夢は終わったが、アメリカでの夢は始まったばかりだ」と、馬主の1人であるアドルフォ・イルマス氏は述べた。
ムバニクは父プラクティカルジョーク、母ベルクンダ、その父パワーズコートという血統の3歳牡馬。2019年7月26日にチリのパソ・ネバード牧場で産まれた。半姉にGⅢを3勝したベネッリ(Benelli)がいる。
2022年3月14日にデビューし、2戦目で勝ち上がった。その後はチレ競馬場4冠競走に進んだ。GⅠタンテオ・デ・ポトリージョスでは3着、GⅠ2000ギニーでは7着だったが、GⅠグラン・クリテリウムでは5番人気ながら2着に3 1/4馬身差をつける鮮やかな逃げ切り勝ちをおさめた。
チレ競馬場4冠最終戦となる前走のGⅠセントレジャー4着がチリでのラストランとなった。通算成績は7戦2勝(重賞1勝)。
■ GⅠグラン・クリテリウム
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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