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チリの最多獲得賞金記録を持つウィンヒアーが引退

 チリ競馬史上もっとも賞金を稼いだ馬であるウィンヒアー(Win Here)が現役を引退した。チリの競馬メディア『バモス・ア・ラ・イピカ』が報じた。


 ウィンヒアーは父ブレスレスストーム、母アサレイア、その父キングアレックスという血統の9歳騙馬。2013年10月4日にチリのエル・シェイク牧場で産まれた。半兄ストームアレックス(Storm Alex)はGⅠ馬である。



 2016年5月20日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。鋭い末脚と豊富なスタミナを武器に6年間も現役生活を過ごし、通算63戦28勝という成績を残した。3億3100万ペソという獲得賞金は、チリ競馬史におけるレコードである。


 重賞は10勝。その中には2019年と2021年のGⅠイポドロモ・チレが含まれる。また、2019年、2021年、2022年にはチリ代表として競馬の南米競馬選手権GⅠラティーノアメリカーノに出走し、21年と22年は3着と健闘した。


 騙馬であるため種牡馬にはなれない。今後は馬術競技の馬になる予定である。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

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Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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