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チリ3冠馬フォルティーノがゴスデン厩舎所属として移籍初戦を迎える

 32年ぶり12頭目となるチリ3冠を達成したフォルティーノ(Fortino)が、ついに売却後の初戦を迎える。9月9日にケンプトン競馬場で行なわれるGⅢユニベット・セプテンバーS(オールウェザー2400m - 3歳以上)に出走を予定している。


 フォルティーノは、2023年2月5日にバルパライソ競馬場で行なわれたチリのダービーにあたるGⅠエル・デルビー(芝2400m - 3歳)を優勝し、1991年のウルフ(Wolf)以来32年ぶり12頭目となるチリ3冠を達成した。つい先日発表されたチリ・スタッドブック主催の2022/23シーズン競馬表彰では、年度代表馬と最優秀3歳牡馬に選出された。


☞☞☞ フォルティーノがダービーを制して32年ぶり史上12頭目のチリ3冠を達成
☞☞☞ チリ・スタッドブック主催の2022/23シーズン競馬表彰が発表される


 エル・デルビー後、同馬の馬主であるドン・アルベルト牧場のカルロス・エジェール代表は「この馬は今すぐにでも外国に行かなければならない」と宣言。一時はアメリカ移籍が濃厚と伝えられたが、最終的に中国の張月勝氏に売却された。


 フォルティーノはヨーロッパに渡った。イギリスもしくはアイルランドで走るか、香港へ渡るかの2択と見られていたが、ジョン・ゴスデン調教師の管理馬としてイギリスで競走生活を送ることになった。



Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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