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ルイス・ロドリゲス騎手が落馬事故後の医療ミスにより左脚に深刻な障害を負う

 6月3日、チリのチレ競馬場8Rで3頭の落馬事故があった。この事故で、ベネズエラ人のルイス・ロドリゲス騎手は椎骨を負傷した。


 9月8日、ロドリゲス騎手は負傷した椎骨を補強するため、骨セメントを注入する手術を受けた。後遺症の緩和とより良い回復を得られるはずだったこの手術で、まさかの医療ミスが彼を襲った。


 ロドリゲス騎手はチリの競馬メディア『トドス・エン・エル・パルティドール(Todos En El Partidor)』に対して、次のように述べた。



「朝の7時に手術室に入り、9時には病室に戻ってきた。しかし、左脚が動かないことに気づいた。どうやっても動かすことができなかった」


「すぐに再度の手術を受けなければならなかった。医者の間違った処置により、脊髄がダメージを負った。どうやら、注入された骨セメントの液体が誤った場所に漏れてしまったようだ」


「私の身に起こったことは医療ミスである。そうではないという証拠を持っている人は、ぜひその証拠を提示してほしい。現在、手術を執刀したのとは別の医師の下で厳しいリハビリをしている。少しは左脚を動かせるようになったが、馬に乗ることは無理だ」


「私の例をきっかけに、二度とこのようなことが起こらないようにしてほしい。騎手たちは優秀な病院の診察を受けることができるはずだが、私の場合は本当に酷いものだった。今この瞬間、自分がこれからどんな状態になるのかさえ分からない」





Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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