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南米競馬ニュース(2023年5月28日)


 
目次

【アルゼンチン】アグネスゴールド産駒のウルグアイ調教馬デミムーアがGⅡパルティクラを優勝
【チリ】新種牡馬ボンバルデーロダディーが唯一の産駒で重賞初勝利
【ペルー】エドウィン・タラベラーノ騎手が脱水症状で5月27日の騎乗をキャンセル
【スペイン】スペイン産馬オールアイアンがデルビー・ドゥ・ミディで大金星をあげる
 


【アルゼンチン】アグネスゴールド産駒のウルグアイ調教馬デミムーアがGⅡパルティクラを優勝


5月27日にサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅡパルティクラ(芝2200m - 3歳以上牝馬)は、アグネスゴールド産駒のウルグアイ調教馬デミムーア(Demi Moore)が勝利した。外国産馬がこのレースを勝つのは1998年のシーガール(Sea Girl)以来だが、外国調教馬が勝利するのはレース史上初めてである。また、アグネスゴールド産駒は5月25日のGⅠデ・ポトランカスに続く連日のアルゼンチン重賞勝利となった。このレースは6月24日に行なわれるGⅠエストレージャス・ディスタフの前哨戦であり、デミムーアは1番人気で本番を迎えることになるだろう。


 

【チリ】新種牡馬ボンバルデーロダディーが唯一の産駒で重賞初勝利


5月27日にチレ競馬場で行なわれた2歳牝馬GⅡクリアドーレス・サルバドール・エッス・リベーロスは、ロドルフォ・フエンサリーダ騎乗のカリッジ(Courage)が3馬身差で快勝した。父のボンバルデーロダディー(Bombardero Daddy)は2020年産馬が初年度というだけでなく、2020年産馬がなんとカリッジの1頭しかいない。唯一の産駒で重賞制覇を成し遂げた。


 

【ペルー】エドウィン・タラベラーノ騎手が脱水症状で5月27日の騎乗をキャンセル


エドウィン・タラベラーノは5月27日のモンテリーコ競馬場に騎乗予定だったが、1R終了後に脱水症状を起こして残りの騎乗をキャンセルした。28日以降の騎乗については未定。


 

【スペイン】スペイン産馬オールアイアンがデルビー・ドゥ・ミディで大金星をあげる


スペイン産馬のオールアイアン(All Iron)が、5月27日にボルドー・ル・ブスカ競馬場で行なわれたリステッド競走デルビー・ドゥ・ミディで大金星をあげた。前走はスペインの2000ギニーにあたるカテゴリーA競走シメーラで4着に敗れ、今回がフランス初出走という伏兵も伏兵。単勝オッズは38/1とまったく人気がなかった。父のヌーソーカナリアスは初のブラックタイプ競走優勝。


 

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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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