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南米競馬ニュース(2023年8月6日)


 
目次

【アルゼンチン】アグネスゴールド産駒のネヴァーウォークアローンがGⅠ1000ギニーでGⅠ連勝
【アルゼンチン】エピティルムが大混戦のGⅠ2000ギニーの大接戦を制す
【チリ】ジューキがアメリカ初勝利
【ブラジル】2022/23シーズンにおけるモソロー賞の受賞馬が発表
【ブラジル】アグネスゴールド産駒のドウトールスレーニョがGⅠマチアス・マッハラインを制覇
【ブラジル】ラックイズバックが3戦3勝でGⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラードを制す
【ブラジル】リラセアがGⅠマルガリーダ・ポラーク・ララでついに重賞初制覇
【ジャマイカ】第84回GⅠジャマイカ・オークスは1000ギニー馬のマンマミーアが12馬身差で圧勝
 


【アルゼンチン】アグネスゴールド産駒のネヴァーウォークアローンがGⅠ1000ギニーでGⅠ連勝


8月5日にサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅠ1000ギニー(芝1600m - 3歳牝馬)は、アドリアン・ジャネッティ騎乗のアグネスゴールド産駒ネヴァーウォークアローン(Neverwalkalone)が勝利した。道中はいつものように後方で脚を溜めると、直線で末脚を爆発させた。これでGⅠエストレージャス・ジュヴェナイル・フィリーズに続くGⅠ連勝となった。2着もノーフィアー(No Fear)で、アグネスゴールド産駒のワンツー決着。


 

【アルゼンチン】エピティルムが大混戦のGⅠ2000ギニーの大接戦を制す


8月5日にサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅠ2000ギニー(芝1600m - 3歳)は、フアン・ビジャグラ騎乗のエピティルム(Epityrum)が勝利した。抜けた馬のいない混戦らしく、1着から3着まではアタマ差、ハナ差という大接戦だった。2021年6月に心臓発作で亡くなった父のポルタルデルアルトは、これが産駒のGⅠ初勝利。


 

【チリ】ジューキがアメリカ初勝利


チリからアメリカに移籍したザランバーガイ産駒の牝馬ジューキ(Yuki)が、8月5日のデルマー競馬場4Rで移籍後初勝利をあげた。最低人気ながらまさかの逃げ切り勝ち。2着にもチリのプラクティカキャット(Práctica Cat)が入り、チリ産馬のワンツー決着となった。


 

【ブラジル】2022/23モソロー賞の受賞馬が発表


ブラジルの競馬表彰である2023モソロー賞の受賞馬が発表された。ハットトリック産駒のラプターズ(Raptor's)が年度代表馬に輝いた。ブラジルのダービーにあたるGⅠクルゼイロ・ド・スルに加えて、ブラジル最大の競走であるGⅠブラジルも優勝し、文句なしの受賞である。最優秀種牡馬には日本のアグネスゴールドが選ばれた。最優秀騎手にはジョアン・モレイラ騎手が選出され、ジョルジ・ヒカルド騎手からトロフィーが渡された。


https://www.instagram.com/abcpcc/


 

【ブラジル】アグネスゴールド産駒のドウトールスレーニョがGⅠマチアス・マッハラインを制覇


8月5日にサンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれたGⅠマチアス・マッハライン(芝2000m - 4歳以上)は、ジョゼー・セヴェーロ騎乗のアグネスゴールド産駒ドウトールスレーニョ(Doutor Sureño)が勝利した。中団から抜け出すと、マキシマムドライヴ(Maximum Drive)の追いあげを1/2アタマ差しのいだ。これで2023年は無傷の5連勝、GⅠ連勝。10月7日にアルゼンチンのサン・イシドロ競馬場で開催される南米選手権GⅠラティーノアメリカーノのブラジル代表の座をほぼ確実なものとした。


 

【ブラジル】ラックイズバックが3戦3勝でGⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラードを制す


8月5日にサンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれたGⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラード(芝1600m - 3歳)は、ジョゼー・ダ・シルヴァ騎乗のラックイズバック(Luck Is Back)が2番手から後続を突き放して快勝した。5月14日のデビュー戦から無傷の3連勝でGⅠを手に入れた。


 

【ブラジル】リラセアがGⅠマルガリーダ・ポラーク・ララでついに重賞初制覇


8月5日にサンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場で行なわれたGⅠマルガリーダ・ポラーク・ララ(芝1600m - 3歳牝馬)は、ヴァルヂネイ・ジル騎乗のリラセア(Lillácea)が逃げ切り勝ちをおさめた。2歳時は重賞を3戦して3,3,2着とあと一歩届かず。重賞初勝利をGⅠの舞台でつかんだ。


 

【ジャマイカ】第84回GⅠジャマイカ・オークスは1000ギニー馬のマンマミーアが12馬身差で圧勝


8月5日にケイマナス・パーク競馬場で行なわれた第84回GⅠジャマイカ・オークス(ダ2000m - 3歳牝馬)は、フィリップ・パーチメント騎乗のマンマミーア(Mamma Mia)が12馬身差の圧勝をおさめた。8月7日のダービーにも登録していたが、オークスに回って大正解。マンマミーアは1000ギニーの勝ち馬であり、これで1000ギニー&オークスのダブルを達成した。



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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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