• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ミッドナイトコーフィーが2戦続けての大差勝ちでドミニカ2冠を達成


ミッドナイトコーフィー(Midnight Koffe)
写真:Hipódromo V Centenario http://hvc.com.do/galeria-de-fotos-02-07-2022/

 7月2日、ドミニカのキント・センテナリオ競馬場でGⅠフランシスコ・デル・ロサリオ・サンチェス(ダ1800m - 3歳)が行なわれた。このレースはドミニカ3冠競走の2戦目である。


 今年は10頭で争われた。1冠目のGⅠマティアス・ラモン・メージャ(ダ1700m - 3歳)を圧勝した②ミッドナイトコーフィー(Midnight Koffe)が大本命と見られた。2着だったドングータ(Don Guta)が回避したことに加え、出走馬の大半が前走でミッドナイトコーフィーに敗れた馬であり、逆転は至難の業と思われた。


 ⑦モルトヴィヴァーチェ(Molto Vivace)がハナを切り、2番手に⑤ウマニタリオセーエネ(Humanitario C M)、3番手に④ビッグウエポン(Big Weapon)と続いた。人気のミッドナイトコーフィーは中団の内で前をうかがった。向こう正面でウマニタリオセーエネと③マレモトペ(Maremoto P.)が争うように先頭に躍り出ると、ミッドナイトコーフィーも2頭に続いて進出を開始。エスメルリン・フスト騎乗のミッドナイトコーフィーが直線手前で早くも前を交わすと、直線でも脚色衰えることなく、後続に大差をつけて勝利した。勝ちタイムは1分52秒80。2着にはマレモトペが入り、3着はウマニタリオセーエネだった。


「国を代表する素晴らしい馬である。このような馬に巡り合えたことを神に感謝する。支えてくれた家族、チームのみんな、素晴らしい騎乗をしたエスメルリンにも感謝したい」と、馬主のオマール・シュヴァリエ氏は述べた。


「私を信頼してくれたチームに感謝したい。このトロフィーはファンに捧げる。いつも私と私の家族を応援してくれてありがとう」と、鞍上のエスメルリン・フスト騎手は前走後のインタビューと同様に感謝の言葉を述べた。


 ミッドナイトコーフィーは父ラーン、母ラオルグジョーサ、その父トレジャラーという血統で、ドミニカのデル・マル・コレクション牧場で産まれた。管理するのはホセ・ベルトレー調教師である。


 これでドミニカ2冠馬となった。1冠目のGⅠマティアス・ラモン・メージャは重賞未勝利の伏兵馬によるまさかの圧勝だったが、2戦続けての圧勝劇により、前走の勝利がフロックではないことを証明した。


 3冠最終戦のGⅠフアン・パブロ・ドゥアルテ(ダ2000m - 3歳)は7月末に開催予定である。ライバルたちにこれだけの着差をつけため、2020年のウラカンペ(Huracán P.)以来となる17頭目の3冠達成は濃厚と見られている。また、その先にある中米選手権優勝への期待も高まっている。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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