• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

セラーノがエクアドル・ダービーを制して2冠馬に

 9月19日、エクアドルのミゲル・サレン・ディーボ競馬場でデルビー・ナシオナル(ダ2000m - 3歳)が行なわれた。このレースはエクアドル3冠競走の最終戦であり、エクアドルのダービーにあたる。


 グラナダガールが出走を取り消し、レースは6頭立てで行なわれた。スタートの良かった①セラーノ(Serrano)と②プカプカ(Puca Puca)が先団を形成するところに、大外枠の⑦トゥットベーネ(Tutto Bene)が1コーナー手前でハナを奪った。しかし、向こう正面でセラーノが早くも先頭に躍り出ると、直線でも鞍上のマヌエル・ゴンサーレス騎手が後ろを振り返るほどの余裕があり、そのまま押し切って優勝した。勝ちタイムは2分15秒32。2着には4番手からポジションを押し上げていった⑤ヴィチェンツァ(Vicenza)が、3着には最後方を追走していた④ビジャロサ(Villa Rosa)が入った。


 セラーノは父ドンアメリコ、母ムイペコーサ、その父マレクという血統のエクアドル産馬。管理するのはペドロ・マキロン調教師で、生産・所有は共にクリコー牧場。エクアドル3冠競走の1冠目ラウール・レベー・シガル(ダ1700m)では出遅れてグラナダガールの3着(※4着入線)に敗れたが、2冠目のポージャ・ナシオナル(ダ1800m)では鮮やかな逃げ切り勝ちをおさめた。今回の勝利でエクアドル2冠馬に輝いた。通算成績は10戦6勝。


 次走については未定だが、12月にプエルトリコのカマレーロ競馬場で開かれれる中米・カリブ海地域のダービーであるクラシコ・デル・カリベを目標にするのではないだろうか。エクアドル馬は格下とみなされているが、出走すれば面白い存在になるかもしれない。


■ デルビー・ナシオナル



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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