• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

スペイン産馬フリオーソが雪上のGⅡサン・モリッツを優勝

 2月20日にスイスのサン・モリッツ競馬場で行なわれたGⅡサン・モリッツ(雪2000m - 4歳以上)は、ヴァーツラフ・ヤナーチェク騎乗のスペイン産馬⑫フリオーソ(Furioso)が、2番手から抜け出して2着に4馬身差をつける快勝をおさめた。情熱と太陽の国の馬がホワイトターフで輝いた。


 フリオーソを管理するギリェルモ・アリスコレータ調教師は自身の HP で、「夢が叶った。我々はサン・モリッツのホワイトターフに参加するという貴重な経験を得ただけでなく、最高のレースを勝利できるという大きな喜びも味わえた。ヴァーツラフ・ヤナーチェク騎手は素晴らしい騎乗をしてくれた。フリオーソの馬主であるイェグアーダ・ロシーオと、今回の成功をもたらしてくれたチーム、さらには我々に愛情や声援を届けてくれたすべての人々を祝福したい」と述べた。また、この勝利でアリスコレータ調教師は記念すべき国外100勝を達成した。


 フリオーソは父ルカヤン、母エバルヴィーラ、その父アナバーという血統の6歳騙馬。2016年4月13日にスペインのイェグアーダ・トレドゥエロで産まれた。


 スペインのギリェルモ・アリスコレータ調教師の管理馬として2018年8月26日にデビューすると、翌年11月の9戦目でようやく初勝利をあげた。その後はドゥケ・デ・アルブルケルケで3着、コパ・デ・オロで4着と好走するも、カテゴリーA競走の勝ち星はなし。昨年11月のカテゴリーA競走ロマン・マルティンでは10着と大敗した。今年初戦となった1月26日のフランス・ポー競馬場のレースを勝利し、今回のGⅡサン・モリッツに臨んだ。通算成績は25戦3勝(重賞1勝)。


 スペイン産馬による重賞勝ちは、2021年11月14日にイギリスのチェルトナム競馬場で行なわれた障害GⅡを優勝したディンク産駒のヌベネグラ(Nube Negra)以来である。スペインはサラブレッドの年間生産頭数が100頭前後(※2020年は121頭、2021年は88頭)であるため、スペイン産馬の活躍は非常に珍しい。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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