
木下 昂也(Koya Kinoshita)
ゾンマーズンが世代最初のカテゴリーA競走グラン・クリテリウムを勝利

写真:Hipódromo San Sebastián(@HipodromoSnSn) https://twitter.com/HipodromoSnSn/status/1563943642137509891
8月28日、スペインのサン・セバスティアン競馬場でカテゴリーA競走グラン・クリテリウム(芝1500m - 2歳)が行なわれた。2020年産馬にとって最初のカテゴリーA競走である。
③マックスマジカル(Max Magical)が取り消し、レースは10頭立てとなった。近2走を圧勝で連勝したクラックスマン産駒の牝馬⑩ペトラ(Petra)が2.0倍で1番人気に支持された。ここまでの3戦はいずれも直線競馬であり、初のコーナーと距離延長が課題だった。
最下位人気の⑨ミセスピンク(Mrs Pink)が軽快に飛ばしてハナを切り、⑦エノリーナ(Enorina)が2番手、⑧カタリーナ(Katalina)が3番手につけた。人気のペトラは中団やや後ろにつけた。直線に入っても前は止まらず、このまま3頭の決着になるかと思われた。しかし、道中は後方2番手に控えていたリカルド・ソウザ騎乗の2番人気⑤ゾンマーズン(Sommersun)が馬場の中央から猛烈に追い上げ、ゴール手前でエノリーナをとらえて優勝した。勝ちタイムは1分36秒30。3着にはミセスピンクが粘った。1番人気のペトラは8着と大敗した。
ゾンマーズンは父ゾンマーアーベント、母スニーラ、その父モチヴェーターという血統の2歳騙馬。2020年2月29日にフランスで産まれた。2022年が初開催となったマドリード・ブリーズアップセールに上場され、1万6000ユーロで落札された。
2022年5月1日にデビューし、2戦目で初勝利をおさめた。前走はサン・セバスティアン競馬場の芝1400mに出走して連勝を飾った。通算成績は4戦3勝。
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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