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スペイン内国産馬による戦い:スバスタACPSIEとナシオナル


レディームーン(Lady Moon)
写真:Hipódromo de La Zarzuela(@HipodromoMadrid) https://twitter.com/HipodromoMadrid/status/1579070394434478080


 10月9日、スペインのサルスエラ競馬場でカテゴリーA競走スバスタACPSIE(芝1400m - 2歳内国)とカテゴリーA競走ナシオナル(芝2200m - 3歳内国)が行なわれた。どちらもスペイン産馬限定のレースである。


 スバスタACPSIEは16頭で争われた。フリア・サンブディオ騎乗の3番人気⑬レディームーン(Lady Moon)がハナを切ると、2番人気⑮サファーガ(Safaga)の追撃をクビ差押さえて優勝した。良馬場の勝ちタイムは1分26秒52。1番人気に支持された⑤パンプローナ(Pamplona)は3着で、ライトニングムーン産駒の1,2,3決着となった。


 鞍上のフリア・サンブディオ騎手は1999年8月27日生まれの23歳。女性騎手によるカテゴリーA競走の優勝は、2020年にカテゴリーA競走ドゥケ・デ・アルブルケルケをノライ(Noray)で制したニエベス・ガルシーア騎手以来スペイン競馬史上2人目である。


 7頭立てとなったナシオナルは、ギヨーム・ゲージュゲイ騎乗の4番人気⑦パンチネータ(Pamtxineta)が、ゴール前3頭による激戦をアタマ差しのいで勝利した。父はヌーソーカナリアス。アタマ差の2着に①アレーナスデサンペドロ(Arenas De Sanpedro)、さらにハナ差の3着が⑥ゴイェスカ(Goyesca)だった。カテゴリーA競走連勝を狙ったフリア・サンブディオ騎乗の1番人気④トリトン(Tritón)は、果敢に逃げたが4着に敗れた。


■ スバスタACPSIE


■ ナシオナル



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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