• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

イルデカメローネがロマン・マルティンを勝利してスペイン無敗を継続中

 11月6日、スペインのサルスエラ競馬場でカテゴリーA競走ロマン・マルティン(芝2000m - 3歳以上)が行なわれた。


 6頭立てと少頭数なのは寂しいが、実績のあるメンバーがそろった。コパ・デ・オロの勝ち馬①イルデカメローネ(Il Decamerone)が2.00倍の1番人気に支持された。2番人気はこれがラストランとなる2021年の2冠牝馬⑤マラカイ(Maracay)で4.30倍、3番人気はマドリードの勝ち馬②メディアストーム(Media Storm)で4.50倍と続いた。


 リカルド・ソウザ騎手が手綱を握るイルデカメローネがハナを切った。2番手の内にマラカイ、その外にメディアストームという隊列でレースは進んだ。馬群はやや縦長になった。直線に入るとマラカイとメディアストームが伸びようとするが、逃げ馬との差はまったく縮まらず、結局イルデカメローネがそのまま押し切って優勝した。良馬場の勝ちタイムは2分6秒70。2着にはメディアストームが入り、3着はマラカイと、上位人気3頭での決着となった。



 イルデカメローネは父ボーントゥーシー、母レティツィアレルコ、その父ラッキーストーリーという血統の6歳騙馬。2016年4月28日にフランスで産まれた。


 2018年11月28日にドーヴィル競馬場でデビューし、1年後の10戦目で初勝利をあげた。今年7月からスペインのレサ・パゾーキ氏の所有馬となり、スペインを拠点とするアルゼンチン人のオスカル・アナーヤ調教師の管理馬となった。スペイン・デビュー戦となったバスク最大の競走コパ・デ・オロをいきなり勝利。前走のカテゴリーB競走も勝利して今回のレースに臨んだ。スペインでの通算成績は3戦3勝といまだに無敗である。


 なお、鞍上のリカルド・ソウザ騎手はこのレースがスペインでの今年の最終騎乗となった。レース後は母国ポルトガルのマイア競馬場で行なわれたポルトガル(ダ2400m - 3歳以上)に参加するためバイクで空港に向かった。今後は昨年に引き続きサウジアラビアで騎乗する予定となっている。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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