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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ゾンマーズンがグラン・クリテリウムを制し、サンタンデール・カップを完全制覇


ゾンマーズン(Sommersun)
写真:Asociación de Hipódromos Españoles(@Hipodromos_ES) https://twitter.com/Hipodromos_ES/status/1604481347304804352

 12月18日、スペインのアンダルシア競馬場でカテゴリーA競走グラン・クリテリウム・シウダー・デ・ドス・エルマーナス(芝1600m - 2歳)が行なわれた。サン・セバスティアン競馬場、サルスエラ競馬場、アンダルシア競馬場で開かれるサンタンデール・カップの最終戦となっている。


 6頭立てとなった。これまでの2戦を勝っている②ゾンマーズン(Sommersun)が圧倒的な1番人気に支持された。ここを勝つとサンタンデール・カップ完全制覇に加えて、ボーナス賞金4万ユーロを受け取れる。なお、主戦のリカルド・ソウザ騎手がサウジアラビア遠征で不在のため、ボルハ・ファヨス騎手が代わりに手綱を握る。


 スタートしてすぐに馬群が外の4頭と内の2頭に別れる面白い展開となった。外の集団を⑤ミセスピンク(Mrs. Pink)が引っ張り、内の集団を⑥ペンリード(Penrhead)が引っ張った。注目のゾンマーズンは内側の馬群の2頭目を追走した。


 馬群は3コーナーで一塊になった。ボルハ・ファヨス騎乗のゾンマーズンが直線の入口であっさり抜け出すと、あとは後続をグングンと引き離し、2着に7 1/2馬身もの差をつける完勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分45秒16。


 2着には最低人気の③ウォーリアーズリヴェンジ(Warrior's Revenge)が入った。3着もブービー人気の①ヘルヘイム(Helheim)で、ヒモ荒れの結果となった。



 ゾンマーズンは父ゾンマーアーベント、母スニーラ、その父モチヴェーターという血統の2歳騙馬。2020年2月29日にフランスで産まれた。2022年4月に開かれたマドリード・ブリーズアップセールに上場され、アントニー・フォルデ氏が1万6000ユーロで落札した。


 2022年5月1日にサルスエラ競馬場でデビューし、6月4日の2戦目で初勝利をあげた。サン・セバスティアン競馬場で行なわれたカテゴリーA競走クリテリウム・インテルナシオナル、マドリードで行なわれたカテゴリーA競走グラン・クリテリウムとサンタンデール・カップを連勝してここに臨んだ。通算成績は6戦5勝。


 サンタンデール・カップを完全制覇。スペインの最優秀2歳馬は間違いなくゾンマーズンのものであることに加えて、スペイン競馬史上もっとも賞金を獲得した2歳馬として歴史にその名を刻んだ。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

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