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スペイン2冠を達成した『白い王様』ホワイトキングが現役を引退して種牡馬入り

 2022年にビリャパディエルナ(スペイン・ダービー)とビリャメホール(スペイン・セントレジャー)のスペイン2冠を達成したホワイトキング(White King)が、怪我のため現役を引退することが決まった。同馬を所有するマルトゥルが Twitter で発表した。


☞☞☞ 『白い王様』ホワイトキングがビリャメホールを制して2冠達成


「ホワイトキングは競走生活から退く。怪我の回復が叶わなかった。今後は種牡馬になる予定だが、繋養先などの詳細はすべての契約が済んでから発表する。ホワイトキングが我々に与えてくれたすべてのことに対して幸せを感じている。ありがとう、『白い王様』」



 ホワイトキングは父フリーイーグル、母ダルマティア、その父ケープクロスという血統の4歳牡馬。2019年4月3日にアイルランドで産まれた。


 2021年7月4日にサン・セバスティアン競馬場でデビューし、5戦目で初勝利をあげた。3歳時はスペインのダービーにあたるビリャパディエルナと、スペインのセントレジャーにあたるビリャメホールを勝利して世代の頂点に君臨した。


 スペイン2冠は2014年のアルカイツ(Arkaitz)以来8年ぶりの達成だった。しかし、アルカイツは3冠馬であるため、2冠だけとなると2005年のサルスエラ競馬場再開場以来初めてだった。その前は1996年のバトゥ(Batu)までさかのぼらなければならない。


 4歳となった今年は2月19日にフランスのポー競馬場で行なわれた2400m戦で始動した。しかし、7頭立ての7着と大敗しただけでなく、レース後に負傷が発覚した。通算成績は12戦5勝。


 

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■ ビリャパディエルナ(ダービー)


■ ビリャメホール(セントレジャー)



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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