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2冠馬キャルキュラスが叩き合いを制してGⅠザ・メヌードTを勝利

 9月24日、ジャマイカのケイマナス・パーク競馬場でGⅠザ・メヌード・トロフィー(ダ2000m - 3歳以上)が行なわれた。


 わずか6頭での開催となった。6月のGⅠディスティンクトリー・アイリッシュTを勝った④アイアムフレッド(I Am Fred)、前走8馬身差の快勝をおさめた⑤ビッグジュール(Big Jule)、2021年の2冠馬⑥キャルキュラス(Calculus)の3頭が人気を背負った。


 アイアムフレッドがハナを切り、2番手にビッグジュールが続いた。キャルキュラスは4番手を追走した。3コーナーでは人気3頭が前に固まり、手応えを失ったビッグジュールが後退していった。


 直線では激しい叩き合いとなり、シェーン・エリス騎乗の1番人気キャルキュラスがアイアムフレッドに1 3/4馬身差をつけて勝利した。良馬場の勝ちタイムは2分8秒00。3着は最低人気の③ビッグビッグダディー(Big Big Daddy)だった。



 キャルキュラスは父センセーショナルスラム、母トリンケットボックス、その父ベルナルディーニという血統の4歳牡馬。2018年3月9日にジャマイカで産まれた。


 2020年11月21日のデビュー戦を白星で飾った。3歳時にはジャマイカ・セントレジャーとジャマイカ・ダービーを勝って2冠に輝いた。


 今年は2月のGⅠミラクル・マンCを勝ったものの、その後は2,3着ばかりであと一歩足りない競馬が続いた。前走のアローワンスで約7ヶ月ぶりに勝ち星をあげると、勢いそのままに今回のGⅠも勝利した。通算成績は23戦9勝(重賞4勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

HP : https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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