• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

GⅠゴールド・カップはマホガニーが優勝、怪物牝馬アトミカはまさかの5着


マホガニー(Mahogany)
写真:Quickgallop.com https://www.quickgallop.com/watch-mahogany-win-the-2022-gold-cup-in-scintillating-fashion/


 10月22日、ジャマイカのケイマナス・パーク競馬場でGⅠゴールド・カップ(ダ1400m - 3歳以上)が行なわれた。


 1000ギニーとダービーの2冠を制した3歳牝馬②アトミカ(Atomica)が出走し、単勝オッズ 2/5 という圧倒的1番人気に支持された。前走で牡馬と古馬を7 1/2馬身差で撃破したが、一線級を相手にする今回はどうなるだろうか。最大のライバルは①ジョーダンレインズ(Jordon Reign's)。GⅠ連勝を含む3連勝中と勢いに乗っている。ここ8戦で一度も連対を外していない⑥マホガニー(Mahogany)が 5/1 で3番人気となったが、57kgという斤量は不利である。


 スタートから波乱含みとなった。アトミカがダッシュをつけられず逃げられなかったのである。⑧シーズアワンダー(She's A Wonder)がハナを切り、③シーズマイデスティニー(She's My Destiny)が2番手につけた。アトミカは中団の内につけたが、早々にバテて脱落したシーズアワンダーを3コーナーで上手く交わせずに最後尾まで下がり、これで終戦となってしまった。レースはリーヤン・ルイス騎乗のマホガニーが直線手前で先頭に立つと、そのまま押し切って3馬身差の快勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分25秒60。2着には3番人気タイだった④ランアウェイアルゴ(Runaway Algo)が入り、3着は⑤アイアムフレッド(I Am Fred)だった。アトミカは5着、ジョーダンレインズは4着と、2強が敗れる波乱となった。



「良いポジションにつけられたし、レース展開も良かった。プランどおりの競馬をできた。最後の直線でも馬は全力で走ってくれた」と、鞍上のリーヤン・ルイス騎手は述べた。


 馬主のヘンリー・プラット氏も「間違いなく人生で一番嬉しい勝利である。ハンデを背負わされたがよく走ってくれた。マホガニーを管理するチームが本当に素晴らしい仕事をしてくれたおかげである。ビューティフルなレースだった」と喜んだ。


 マホガニーはセンセーショナルスラム、ミーティオライト、その父トラディショナルという血統の5歳牡馬。2017年2月27日にジャマイカで産まれた。


 2019年11月16日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。3歳初戦から3連勝でジャマイカ3冠競走に挑んだが、2000ギニーで2着、セントレジャーで4着、ダービーで7着と振るわなかった。4歳になってからは絶好調で、2021年6月21日のレースから今回のGⅠ制覇を含め、9戦7勝2着2回と連対を外していない。通算成績は21戦13勝(重賞3勝)。




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