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怪物牝馬アトミカが2022年のジャマイカ年度代表馬を受賞

 2月20日、ジャマイカの年度代表馬を決める投票が行なわれた。競馬記者と関係者を合わせた計15名の投票により、8票を獲得した4歳牝馬のアトミカ(Atomica)が受賞することになった。


 アトミカは父ニュークリアーウェイン、母ホンキートンクヴィル、その父レパレーションズという血統の4歳牝馬。2019年3月18日にジャマイカのカール・サムーダ氏が生産した。馬主はオークリッジ・ファーム、管理するのはゲイリー・サブラティー調教師である。


 2022年のジャマイカ競馬はアトミカを中心に回っていた。6月4日のGⅠジャマイカ1000ギニーを20馬身差のレースレコードで勝利。8月6日のGⅠジャマイカ・ダービーも9 1/4馬身差で勝利し、ジャマイカ2冠を達成した。11月12日のGⅠジャマイカ・カップでは、古馬と牡馬を相手にしたにもかかわらず、トラックレコードを叩き出す16馬身差で圧勝した。他の馬に絡まれたり馬群に包まれると脆いタイプであるため、取りこぼしたレースもいくつかあったが、勝利時のインパクトがあまりにも大きかった。



 次点は6票を獲得したマホガニー(Mahogany)だった。10月22日のGⅠゴールド・カップではアトミカを倒して優勝。12月31日に行なわれたGⅠイアン・レヴィー・カップも5馬身差で快勝と、こちらも大活躍の1年だった。


 残る1票はイクセシヴフォース(Excessive Force)に入った。12月3日のGⅠムーテ・マイルでアトミカ、マホガニーの2強を倒して優勝したことが評価された。


■ ジャマイカ1000ギニー


■ ジャマイカ・ダービー


■ ジャマイカ・カップ



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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