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マリンチェがGⅠハンディキャップ・デ・ラス・エストレージャスで鮮やかな逃走劇

 9月24日、メキシコのラス・アメリカス競馬場でGⅠハンディキャップ・デ・ラス・エストレージャス(ダ1810m - 3歳以上牝馬)が行なわれた。このレースはメキシコ牝馬の頂上決戦である。


 GⅠハンディキャップ・モナルカを11馬身差で逃げ切ったプレシオーササフィーロ(Preciosa Zafiro)、今年の2冠牝馬ヌリク(Nulik)、中米選手権に出走するパスクアリータ(Pascualita)が出走せず。②aキャットレディー(Cat Lady)も取り消してやや寂しい8頭立てとなった。


 昨年の勝ち馬で2020年の3冠牝馬④ジョバニーナ(Giobannina)が連覇に挑む。今年は3戦して勝ち星がないが、そろそろ復活したいところ。3歳勢では③スーペルイヴォンヌ(Super Ivonne)に注目が集まった。



 ⑦インオルビダブレリリー(Inolvidable Lily)がハナを切り、①aマリンチェ(Malinche)が2番手につけた。1番人気のジョバニーナは中団の内で脚を溜めた。


 3コーナーあたりでルイス・コントレーラス騎乗のマリンチェが先頭に立つと、後続はまったくついてこれず、そのまま楽に逃げ切り勝ちをおさめた。重馬場の勝ちタイムは1分52秒60。離れた2着は追い込んだジョバニーナが入り、3着は⑤ベイビーアネル(Baby Anel)だった。


 マリンチェは父ファストアンナ、母オフビートヒート、その父レイテントヒートという血統の5歳牝馬。2017年4月1日にアメリカのエルム・ツリー・ファームで産まれた。2018年のキーンランド9月セールでヘルマン・ラレーア氏のサン・ホルヘに1万7000ドルで落札され、メキシコで競走生活を送ることになった。


 2019年8月31日にデビューし、2戦目で初勝利をあげた。3歳時は牝馬3冠2戦目のGⅠエスメラルダに出走して2着になった。その後は5連勝を達成。3走前のGⅢトナーラで重賞初勝利をおさめると、2走前のGⅡバトゥカーダも9馬身差で快勝した。


 前走のGⅠモナルカでは伏兵プレシオーササフィーロ(Preciosa Zafiro)の逃げ切りに屈して11馬身差の2着に敗れた。今回見事に巻き返してGⅠ初制覇を飾った。通算成績は16戦11勝(重賞3勝)。連対率100%を継続している。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

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Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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