• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ミステルサンティがファミリア・ボイドを制してパナマ2冠を達成



 9月10日、パナマのプレシデンテ・レモン競馬場でアウグスト・サムエル・ボイド・P・イ・ダニエラ・ボイド(ダ1800m - 3歳)が行なわれた。ファミリア・ボイドと略されるこのレースは、パナマ3冠競走の第2戦目にあたる。


 今年は12頭で争われた。1冠目のファミリア・デルバジェで2着だった③ソルクンヘイ(Sol Kung Hey)が抜群のスタートを決めてハナを切ると、道中も軽快に飛ばした。一方、1冠目の覇者①ミステルサンティ(Mr. Santi)はダッシュがつかず、中団からの追走となった。ミステルサンティは向こう正面で徐々にポジションを上げ、3コーナーからはこの2頭の一騎打ちとなった。マイケル・カスティージョ騎乗のミステルサンティが直線半ばでソルクンヘイを交わし、1馬身の差をつけてパナマ2冠を達成した。勝ちタイムは1分54秒52。


「スタートで少し躓いたが、残り800mから力強い走りをしてくれた。思い描いていたとおりのレースで、神のおかげで勝利に至ることができた」と、鞍上のマイケル・カスティージョ騎手は述べた。


管理するルイス・パス・ロドリゲス調教師は、「ソルクンヘイが良い逃げをしていたので、交わすのはかなり大変だった。マイケルの騎乗が素晴らしかった」と振り返った。


 ミステルサンティは父ジャガーポー、母グリゴーラ、その父チャーリーという血統の3歳牡馬。2019年にパナマのサン・ミゲル牧場で産まれ、フェアー・グラウンズ・ステーブルの所有となった。


 今回の勝利で通算成績を7戦5勝、2着1回、3着1回とした。10月に開催される3冠最終戦のファミリア・エレータ(ダ1800m - 3歳)で、2019年のセニョールコンセルト(Señor Concerto)以来となるパナマ史上16頭目の3冠馬を目指す。


 また、パナマ3冠競走は12月にベネズエラで開催される中米選手権クラシコ・デル・カリベの選抜競走となっている。ミステルサンティは2冠を達成したことでパナマ代表の座をほぼ確実なものとした。




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