• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

オーラペルフェクタがGⅠパンプローナを差し切り勝ち、BCフィリー&メアターフの優先出走権を獲得


オーラペルフェクタ(Ola Perfecta)
写真:Hipódromo Monterrico https://hipodromodemonterrico.com.pe/monterrico/noticias-ver?id_articulo=1208152

 6月26日、ペルーのモンテリーコ競馬場でGⅠパンプローナ(芝2000m - 3歳以上牝馬)が行なわれた。このレースの勝ち馬にはBCフィリー&メアターフの優先出走権が与えられる。


 昨年の上位馬が出走せず、実績的に抜けた存在もいないことから、13頭立ての大混戦となった。デビューから4連勝中の3歳牝馬③サマイ(Samay)が1番人気に支持された。5月に同条件で行なわれたGⅢを制した⑩ライカ(Raika)、2021年9月から9戦して一度も3着以内を外していない古豪オーラペルフェクタ(Ola Perfecta)も有力視された。また、④クリサム(Quri Sam)はアメリカからペルーに帰国したエドガー・プラード騎手が騎乗することで注目を集めた。


 ②アフリカ(África)がレースを引っ張り、2番手をサマイとアルタグラシアが並んで追走した。ライカとオーラペルフェクタは後方で脚を溜めた。直線に入ると馬群がばらけ、馬場の中央からカルロス・トゥルヒージョ騎乗のオーラペルフェクタが鋭く伸びて差し切り勝ちをおさめた。良馬場の勝ちタイムは2分2秒03。2着にはオーラペルフェクタと一緒に追い込んだライカが入り、3着にはサマイが粘った。


「本当は4,5番手につけるプランだったが、ほとんど最後方からの競馬になってしまった。直線で何の障害もなく末脚を伸ばせたのが勝利への鍵だった」と、鞍上のカルロス・トゥルヒージョ騎手は勝因を述べた。


 オーラペルフェクタは父ココマンボ、母マレハーダ、その父ローマンルーラーという血統の5歳牝馬。2016年9月30日にペルーのサン・パブロ牧場で産まれた。父のココマンボ(Koko Mambo)は2009年にペルー2冠を達成した内国産種牡馬で、これがGⅠ初勝利である。


 2019年5月4日にデビューし、4戦目で初勝利をあげた。その後は1400mから2000mの距離を使われ、コンスタントに3着以内に入る堅実な走りを見せた。前走のGⅢレプブリカ・アルヘンティーナ(芝2000m -3歳以上)ではライカに敗れたが、本番で見事に逆転してみせた。通算成績は24戦9勝(重賞1勝)。


 これでBCフィリー&メアターフへの優先出走権を手に入れたが、権利を行使するかどうかは不明である。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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