• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

2人のペルー人騎手がアメリカに移籍

 ペルーのミゲル・ビルカリーマ騎手とビクトル・サラサール騎手がアメリカに移籍することが分かった。ペルーの情報サイト『アブレモス・デ・イピカ(Hablemos de Hípica)』が報じた。


 ミゲル・ビルカリーマ騎手は昨年のGⅠパンプローナ(芝2000m - 3歳以上牝馬)をレイナレモジェンド(Reina De Mollendo)で優勝し、BCフィリー&メアターフに出走するためにアメリカに渡った。残念ながら同馬は熱発でレースを回避したが、ビルカリーマ騎手はアメリカでの騎乗を模索し続けた。


「今年の7月にビザを手に入れることができた。もっと前に習得できないかあらゆる手を尽くしたが、BCフィリー&メアターフのときから8ヶ月もかかってしまった。でも、事が上手くいって幸せだ。私を信頼し、支えてくれたすべての人に感謝したい」と、ビルカリーマ騎手は述べた。


 今後は8月中旬に渡米し、まずはマイアミへ向かう予定である。そこで同じくペルー人のエドガー・プラード騎手らの助けを借りてレースに出走するための登録などを済ませ、それからメリーランド州を拠点にする計画だという。


 ミゲル・ビルカリーマ騎手は現在27歳。モンテリーコ競馬場の騎手学校を卒業し、2012年に騎手としてデビューした。初勝利は2012年11月17日。現在までに通算500勝以上をあげ、2016年にはペルーのダービーにあたるGⅠデルビー・ナシオナルをウラカンアメリコ(Huracán Américo)で優勝した。


 ビクトル・サラサール騎手も数年前からアメリカでの騎乗を望み、移籍の準備を進めてきた。しかし、新型コロナウイルスによる渡航制限の影響もあり、計画は延長を余儀なくされた。今回正式にビザが発給され、悲願だったアメリカでの騎乗を叶えることができた。


「まだいくつか完了させなければならない手続きがあり、正確な渡航日は分からない。だが、今月末まではペルーで騎乗し、それからアメリカに向かうというプランを練っている。モチヴェーションは高く、多くのことを夢見ている。自分ため、家族のため、自分を信頼してくれている人のために勝利したい」と、サラサール騎手は述べた。


 まずはオハイオ州を拠点とする予定である。兄のフェルナンド・サラサール騎手がシスルダウン競馬場で騎乗しているため、彼と合流して支援を受ける。その後は別の州に移る可能性もあるという。


 ビクトル・サラサール騎手は現在25歳。ペルーでは通算400勝以上をあげている。キートン(Keaton)、ファエノン(Faenón)、ウィケッドクレーン(Wicked Crane)といった馬に騎乗して重賞を勝利した。



■ 2021年GⅠパンプローナ(鞍上:ミゲル・ビルカリーマ)


■ 2022年GⅡO.S.A.F(鞍上:ビクトル・サラサール)



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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