
木下 昂也(Koya Kinoshita)
アルサシアがGⅠポージャ・デ・ポトランカスを4馬身差の快勝

写真:Hipódromo Monterrico / Julio Villanueva https://hipodromodemonterrico.com.pe/monterrico/noticias-ver?id_articulo=1220979
9月4日、ペルーのモンテリーコ競馬場でGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m - 3歳牝馬)が行なわれた。このレースはペルーの1000ギニーにあたる。
今年は16頭で争われた。ペルーで初めて出走したカリフォルニアクローム産駒である④アブンダンシア(Abundancia)が1番人気に支持された。デビュー戦を6馬身差で快勝したように能力は高いが、アメリカ産まれのため実質2歳馬という不利がどうか。その他には、6馬身、7馬身と良い形で連勝中の⑪アブエバ(Abu Eva)、5月のリステッド競走を10馬身差で圧勝した①アレキペニィシマ(Arequipeñisima)などが注目された。
アブンダンシアがまずまずのスタートから押して先頭を取りにいった。2番手には⑫アルサシア(Alsacia)がつけ、3番手以下は横並びの団子状態となった。直線に入ると、絶好の手応えでコーナーを回ったロイ・メルガレホ騎乗のアルサシアが楽々とアブンダンシアを交わし、2着に4 1/4馬身差をつける快勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分41秒29。2着には中団から伸びた⑬ボナンサ(Bonanza)が入り、3着にはアブンダンシアがなんとか粘った。
アルサシアは父ココマンボ、母ドントクライベイビー、その父ストリートヒーローという血統の3歳牝馬。2019年10月13日にペルーのサン・パブロ牧場で産まれた。
2022年5月28日のデビュー戦を白星で飾った。2戦目は2着に敗れたが、3歳初戦となった前走のリステッド競走を勝利した。通算成績は4戦3勝(重賞1勝)。
次走は10月にモンテリーコ競馬場で行なわれるGⅠエンリケ・アジューロ・パルド(ダ2000m - 3歳牝馬)になるだろう。
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