• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

パラディグマが大混戦のGⅠポージャ・デ・ポトリージョスを快勝


パラディグマ(Paradigma)
写真:Hipódromo de Monterrico https://hipodromodemonterrico.com.pe/monterrico/noticias-ver?id_articulo=1222308


 9月11日、ペルーのモンテリーコ競馬場でGⅠポージャ・デ・ポトリージョス(ダ1600m - 3歳)が行なわれた。このレースはペルーの2000ギニーにあたり、ペルー4冠競走の初戦となっている。


 16頭立てと賑わったことに加えて、1番人気濃厚と思われたエルビルレイ(El Virrey)が回避したため、確固たる有力馬がいないため大混戦となった。デビュー戦を5馬身差で勝ったアメリカ産馬の④セントロデランテーロ(Centrodelantero)が1番人気に支持された。


 好スタートを切った⑨ファルーク(Faruk)がハナを切り、2番手に⑩マルベク(Malbec)が付けた。3番手以下は横に広がって団子状態だった。直線に入ると、道中は4番手にいた⑦パラディグマ(Paradigma)が外から抜け出し、内からはセントロデランテーロが伸びてきた。だが、エスビン・レケーホ騎乗のパラディグマの勢いが圧倒的で、終わってみれば2着に5 1/4馬身もの差をつける快勝をおさめた。勝ちタイムは1分39秒01。2着はセントロデランテーロ、3着は⑪aエスインコレヒブレ(Es Incorregible)だった。


「今回は動きやすい位置で競馬をできた。直線で手前を替えると力強く伸びてくれた。とても良い馬、才能のある3歳馬だと思う。自分のことを支えてくれたすべての人に感謝した」と、これが初GⅠ制覇となったエスビン・レケーホ騎手は述べた。


 パラディグマは父パワーワールド、母フェリシダー、その父フランダーズフィールズという血統の3歳牡馬。2019年8月15日にペルーのサン・パブロ牧場で産まれた。父のパワーワールドは2016年よりペルーのヒーナ・サンタ・ロサ牧場で種牡馬入りし、これが産駒の初GⅠ勝利である。


 2022年6月19日のデビュー戦は3着に敗れたが、次走の未勝利戦を16 3/4馬身差で圧勝した。前走の条件戦では9頭立ての4着と凡走したが、本番で能力を出し切った。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。


 ペルー2冠目のGⅠリカルド・オルティス・デ・セバージョス(ダ2000m - 3歳)は10月9日に行なわれる予定である。




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