• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

GⅠエンリケ・アジューロ・パルドはママナンシーが差し切り勝ちでアルサシアを逆転


ママナンシー(Mama Nanzy)
写真:Contacto Hípico https://contactohipico.pe/mama-nanzy-vencio-en-el-enrique-ayulo-pardo/


 10月1日、ペルーのモンテリーコ競馬場でGⅠエンリケ・アジューロ・パルド(ダ2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。


 今年は11頭立てとなった。GⅠポージャ・デ・ポトランカスを4馬身差で快勝した③アルサシア(Alsacia)が1番人気に支持された。2番手以下は混戦。ポージャ・デ・ポトランカスで2着だった①ボナンサ(Bonanza)と4着だった②aママナンシー(Mama Nanzy)は逆転を狙う。連勝中の⑤aカパソイ(Capa Soy)と⑥ペルヴィアンコズミック(Peruvian Cosmic)にも注目が集まった。


 ⑤シュガーフィックスがハナを切ろうとしたが、内から上がっていったボナンサがコーナーで先頭に立った。向こう正面に入ると馬群が密集し、人気のアルサシアを含む4頭ほどが先頭をうかがった。直線ではペルヴィアンコズミックが2番手から抜け出し、外からアルサシアが脚を伸ばした。しかし、道中は馬群の中で我慢していたマリアーノ・アレーナス騎乗のママナンシーが、馬場の真ん中から伸びて前を差し切った。良馬場の勝ちタイムは2分12秒26。半馬身差の2着はアルサシアで、3着はペルヴィアンコズミックが粘った。


「ママナンシーは身体にいくつかの問題を抱えていたので、木曜日まで出走させるかどうか悩んでいた。ペルヴィアンコズミックにも同じような状況だった。2頭とも最後まで良く走ってくれた。とても優秀な牝馬である」と、管理するフアン・スアレス・ビジャロエル調教師は述べた。


 ママナンシーは父イークワルストライプス、母エヴァークエスト、その父アジアティックボーイという血統の3歳牝馬。2019年10月15日にアルゼンチンのアボレンゴ牧場で産まれた。所有者はペルーのジェット・セットである。


 2022年5月22日のデビュー戦を白星で飾った。しかし、その後はリステッド競走で2着が2回続き、前走のGⅠポージャ・デ・ポトランカスでは4着に敗れていた。今回見事にアルサシアを逆転し、重賞初勝利をGⅠの舞台で飾った。通算成績は5戦2勝(重賞1勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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