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2022年のペルー競馬表彰『ポスティン賞』の受賞馬が発表

 1月25日、ペルーの競馬表彰であるポスティン賞の受賞馬が発表された。


 年度代表馬にはパワーワールド産駒の3歳牡馬パラディグマ(Paradigma)が選ばれた。GⅠポージャ・デ・ポトリージョス、GⅠリカルド・オルティス・デ・セバージョス、GⅠデルビー・ナシオナルというペルー3冠を達成し、文句なしの受賞である。最優秀3歳牡馬(ダート)も同時に受賞した。


 最優秀古馬牡馬(ダート)にはスーペルコリント(Súeper Corinto)が選出された。チリのチレ競馬場で行なわれた競馬の南米選手権GⅠラティーノアメリカーノで2着と好走すると、そのままチリに残ってGⅠイポドロモ・チレを優勝した。現在はアメリカに移籍している。GⅠペガサスWCに出走が決まっていたが、馬ヘルペスウイルスの発生による強制検疫によって出走回避となった。サウジカップ・ドバイWCで世界デビューがあるかもしれない。


 同じくアメリカ移籍組では、セリーナカイル(Selina Kyle)が最優秀古馬牝馬(ダート)を受賞した。2022年は13戦して10勝(※1回はゲート直後落馬競走中止)。8月から圧勝に次ぐ圧勝を続けて現在6連勝中である。12月にアメリカに渡り、スーペルコリントと同じくアマドール・サンチェス調教師の管理馬となった。



 受賞馬一覧は以下のとおりである。


【年度代表馬】

パラディグマ(Paradigma)


【最優秀2歳牡馬(芝)】

ドンフェレス(Don Feres)


【最優秀2歳牝馬(芝)】

ベンガドーラ(Vengadora)


【最優秀2歳牡馬(ダート)】

アビスパード(Avispado)


【最優秀2歳牝馬(ダート)】

ペルビアンコズミック(Peruvian Cosmic)


【最優秀3歳牡馬(芝)】

トンガ(Tonga)


【最優秀3歳牝馬(芝)】

アナフェーリ(Anafeli)


【最優秀3歳牡馬(ダート)】

パラディグマ(Paradigma)


【最優秀3歳牝馬(ダート)】

アルサシア(Alsacia)


【最優秀古馬牡馬(芝)】

マスターカラス(Master Kalath)


【最優秀古馬牝馬(芝)】

オーラペルフェクタ(Ola Perfecta)


【最優秀古馬牡馬(ダート)】

スーペルコリント(Súeper Corinto)


【最優秀古馬牝馬(ダート)】

セリーナカイル(Selina Kyle)


【最優秀スプリンター(芝)】

アマイア(Amaia)


【最優秀スプリンター(ダート)】

ハーズィル(Khazir)


【最優秀マイラー】

エリータス(Eliitas)


【最優秀種牡馬】

サウスデール(Southdale)


【最優秀繁殖牝馬】

フェリシダー(Felicidad)

※パラディグマの母



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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