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チリGⅠイポドロモ・チレにペルー馬が招待されることが決定

 ペルー・ジョッキークラブのダニーロ・チャベス会長は、4月29日にチリのチレ競馬場で行なわれるGⅠイポドロモ・チレ(ダ2200m - 3歳以上)に、ペルーの馬が招待されることを明らかにした。『コンタクト・イピコ(Contacto Hípico)』、『デ・ガローペ・ラルゴ(De Galope Largo)』というペルーの競馬メディアも報じた。


「チレ競馬場のベルトラン・モット氏と電話で会談する機会があり、GⅠイポドロモ・チレにペルー馬を招待することを認めてくれた。同日に開催されるGⅡフェルナンド・モレール・ボルデュー(ダ1600m - 3歳以上)にも招待枠をもらった」と、チャベス会長は述べた。



 現時点での情報によると、チレ競馬場は計3頭のペルー調教馬を招待する準備がある。2頭はGⅠイポドロモ・チレに、残る1頭はGⅡフェルナンド・モレール・ボルデューに出走できる。850ドルのレース登録料は免除される。また、チレ競馬場はペルーのリマからチリのサンティアゴまでにかかる輸送費の50%を負担する。


 ペルーからどの馬が出走するかはまだ決まっていない。チャベス会長は近日中に調教師と馬主を集めて会議を開くとのことである。


 今回の決定は、昨年のGⅠイポドロモ・チレをペルー馬のスーペルコリント(Súper Corinto)が優勝したことが大きく影響している。スーペルコリントはチレ競馬場で行なわれた競馬の南米選手権GⅠラティーノアメリカーノに出走して2着となった後、ペルーには帰国せず、そのままチリに残ってGⅠイポドロモ・チレに参加した。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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