top of page

ネストの半兄ドクタージャックがペルーのエル・エンブルホ牧場で種牡馬入り

 アメリカで3勝をあげたパイオニアオブザナイル産駒のドクタージャック(Dr. Jack)が、今年からペルーのエル・エンブルホ牧場で種牡馬として供用されることが分かった。ペルーの競馬メディア『デ・ガローペ・ラルゴ(De Galope Largo)』が報じた。


 ドクタージャックは2022年11月に開かれたキーンランドのセールに上場され、ペルーの首都リマを拠点とする生産者に45,000ドルで落札された。



 ドクタージャックは父パイオニアオブザナイル、母マリオンレイヴンウッド、その父エーピーインディという血統の5歳牡馬。2018年3月13日にアメリカのアシュヴュー・フォームで産まれた。


 現役時代は12戦3勝。重賞勝ちはなく、2021年にサラトガ競馬場で行なわれたGⅡジム・ダンディーSでの5着が最高実績である。2022年5月29日のカンタベリーパーク競馬場7Rで7着を最後に現役を引退した。


 特筆すべきは血統である。母がマリオンレイヴンウッドということで、この馬はアメリカGⅠ3勝の名牝ネスト(Nest)の半兄、および、2021年のGⅠサンタ・アニタHを勝ったアイドル(Idol)の半弟にあたる。良血であることが評価され、ペルーで種牡馬入りを果たした。


■ ドクタージャックのデビュー勝ち


 

☆チリの名種牡馬ヒューソネット(Hussonet)の名前がつけられたチリワインが日本でも購入できます。ぜひお試しあれ!


 

内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page