• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

プエルトリコで71歳のヘスース・グアダルーペ騎手が現役復帰

この記事は el Vocero の "Veterano jinete puertorriqueño regresa a montar a los 71 años" と、Primera Hora の "Jesús Guadalupe, con 71 años de edad, montará este sábado en Camarero" を参考に作成した。

 

写真:el Vocero https://www.elvocero.com/deportes/hipismo/veterano-jinete-puertorrique-o-regresa-a-montar-a-los-71-a-os/article_d0f4190c-7e21-11ec-ba24-7f7ebb79204a.html

 1月29日、プエルトリコのカマレーロ競馬場2Rで、71歳のヘスース・グアダルーペ騎手がマジックヴィクトリー(Magic Victory)に騎乗して現役復帰する。2016年11月27日以来、およそ5年ぶりの騎乗となる。


 ヘスース・グアダルーペ騎手は1970年からプエルトリコで騎手をしていた。2016年には65歳で勝利をあげ、プエルトリコ競馬史における最年長勝利記録を樹立した。この年を最後に現役を引退。2020年までプエルトリコ競馬委員の仕事に携わった。


「乗れるという確信がなければ復帰していない。コンディションを取り戻すのに3ヶ月ほどかかった。腕や足が痛んだ。筋肉をつけるためにウエイトトレーニングを初めたら、すぐに以前の状態に戻ることができた」と、グアダルーペ騎手は述べた。


 なぜ71歳という高齢で復帰を決断したのか? 経済的な理由ではない。家族との約束を果たすためである。グアダルーペ騎手は次のように語った。


「息子はよく私と一緒に競馬場に来ており、騎手になるという夢を抱いていた。しかし、14歳のときに身長が伸びてしまい、競馬学校には入れなかった。夢を諦めざるをえなかった。すると、息子は私に馬主になると言った。彼は勉強し、神のおかげで弁護士になり、馬を所有できるようになった。2年前からデスティニー・レーシング・ステーブルという名義で馬主活動をしている。息子の夢は、自分の馬に父親である私が乗ってレースを勝つこと。私自身も息子のためにレースを勝ちたい。私は息子に言った。『おい、ウィナーズサークルでお前と一緒に写真を撮るぞ』ってね」


 ヘスース・グアダルーペ騎手は2月17日に息子の所有馬であるポイントウィナー(Point Winner)に騎乗することが決まっている。これまで4838回騎乗して通算499勝。あと1勝で節目の勝利となる。


「息子の馬で500勝を達成できたら感無量だ。チャンスはある(※ポイントウィナーは1月6日のレースで3着)。もし勝つことができたら、再び鞭を置いて調教助手になる。身体の調子は良く、今でも毎日10頭から15頭に調教をつけている」


 家族の夢を叶えるため、71歳が再び鞭を握る。


■ インタビューに答えるヘスース・グアダルーペ騎手



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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