• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

プエルトリコ・ダービーは騎手の親子ワンツー


写真:Primera Hora https://www.primerahora.com/deportes/hipismo/notas/banquero-gana-el-derbi-puertorriqueno-con-puro-drama/

 5月1日、プエルトリコのカマレーロ競馬場でGⅠデルビー・プエルトリケーニョ(ダ1700m - 3歳)が行なわれた。このレースはプエルトリコのダービーに相当し、プエルトリコ3冠競走の第1戦目になる。


 今年は8頭で争われた。GⅠナビダーSの勝ち馬で2021年の最優秀2歳馬フンダドール(Fundador)が出走を回避したため、混戦模様となった。ナビダーSで2着だった④パドレポデローソ(Padre Poderoso)が1番人気に支持された。


 レースはジーン・カルロス・ディアス騎乗の⑧バンケーロ(Banquero)が大外枠からハナを奪い、2番手にパドレポデローソがつけた。直線に入ると、4番手からポジションを上げていった⑤コミシオナード(Comicionado)が一度は先頭に立つが、バンケーロが再び盛り返し、1 1/4馬身差をつけて勝利をおさめた。ソナータ・ステーブルの所有馬2頭での決着で、良馬場の勝ちタイムは1分48秒77。3着はパドレポデローソだった。


 1着バンケーロの鞍上はジーン・カルロス・ディアス騎手、2着コミシオナードの鞍上はフアン・カルロス・ディアス騎手。この2人は親子である。ジーン・カルロス・ディアス騎手は2019年1月1日に騎手デビューし、その日に初勝利をあげた。デビューから3年4ヶ月での初重賞制覇が初のダービー制覇、しかも、通算5500勝以上という偉大な父を倒して手に入れたビッグタイトルだった。


 バンケーロは父ティズシア、母ジャンプアンドラン、その父ジャンプスタートという血統の2歳牡馬。2019年2月10日にプエルトリコのロス・ジャノス牧場で産まれた。今年1月7日にデビューしたばかりの馬で、これまで3戦2勝という成績だった。デビューからわずか4ヶ月、キャリア4戦目でのダービー制覇となった。


 次走は6月に行なわれる2冠目のGⅠコパ・ゴベルナドール(ダ1800m - 3歳)を予定している。




 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e